明日2022年12月19日、タリーズコーヒーは福袋(2023 HAPPY BAG)の販売を開始する。なんと今回、その福袋をフライングゲットすることに成功! さっそくレビューしていこう。

とその前に、1つお伝えしておかねばならないことがある。私の手元にある2023年版の福袋はタリーズの広報さんが送ってくれたのだが、「送りますよ〜」的なメールを受け取ったときは正直ドキっとした。

なぜなら、昨年のタリーズ福袋(2022年版)のレビューで私は「1万円福袋のコーヒーチケットが前の年より5枚減っている」ことを結構いじり倒してしまったからだ。


おそらく、タリーズ的にはあまりスポットライトを当ててほしくない部分に照明弾を何度も打ち込んだようなもの。忖度ないレビューをするのが私の責務とはいえ、正直やりすぎたと思っていた。

──という経緯があったので、メールを受け取ったときはビビった次第。だがよくよく考えれば、これは「もう好きにやっちゃって下さい」というタリーズからのメッセージ……だと判断して、今年も忖度なしでお届けしよう。

なお、タリーズの福袋は店頭で販売される3種とオンラインストア限定の3種。私の手元にあるのは店頭販売の方で、レビューの1発目として取り上げるのは店頭では最高額の1万円福袋だ。


・コーヒー豆が減ってる?

まず言いにくいことから言うならば、タリーズの1万円福袋は昨年に比べてコーヒー豆が1袋減っている。2022年版は5袋だったのに対して、2023年版は4袋


さらに細かいことを言うと、2022年版のコーヒー豆は1袋150gだったのに対して、2023年版は1袋140gとスケールダウンしている。

その代わり……なのかどうか分からないが、今年の1万円福袋には新たに「ロイヤルミルクティーのティーバッグ」が登場。コーヒーチェーン・タリーズの福袋に紅茶とは面白い。


それから、みんな大好きコーヒーチケットは枚数が変わらず15枚。この社会状況で去年と同じ枚数をキープするのは簡単なことではないはず。


チケットを利用する条件も昨年とほぼ同じ。店内飲食なら517円までのドリンクと交換可で、テイクアウトなら507円までだ。有効期限だけ数日短くなっているものの、昨年とほぼ同じと考えていい。


それにしても、コーヒーチケットが15枚というのはやはりすごい。福袋の値段が1万円とお高いってのもあるが、コーヒー系福袋の中では異次元のチケット量と言っていいかもしれない。



さて、実は私がもっとも「お!」となったのは他にある。なんなら、それを見て「今年のタリーズ1万円福袋は革命が起きた!」とさえ思った。何かというと……



バッグがある〜!


これまで、タリーズの店頭で売られる1万円福袋といえばペーパーバッグだった。まぁ今年もペーパーバッグで売られているのだが、「ちゃんとしたバッグ」が欲しければ4000円福袋とか6600円福袋を買うのが昨年までの流れだったはず。それが今年は1万円福袋も……



バッグがある〜!


ポリエステル素材のトートバッグなので布タイプとは違うのだが、それでも1万円袋にバッグというのは新鮮だ。

あと個人的に「欲しい」と思ったのが、オリジナルキャニスター。リモートワークが増えた社会の状況にバッチリ合わせており、ニーズが高そう。重厚感のあるデザインも良い。


というわけで、そろそろラインナップをまとめるとこんな感じ。


【2023年タリーズ福袋(1万円タイプ)の中身】

・コーヒー豆4種(ブラジル ファゼンダ バウ RB&YB / グァテマラ グランレイナ ナチュラル / インドネシア ジャワ / エチオピア カッファ セレモニー)※「ブラジル ファゼンダ バウ RB&YB 」は粉で残りは豆
・ロイヤルミルクティー ティーバッグ5P
・グランデスクエアトートバッグ
・オジリナルキャニスター
・ドリンクチケット × 15枚


──ラインナップがどうこうよりも、やはりネックは1万円という価格だろう。コーヒー系福袋としては間違いなくお高い。ただ、同じコーヒーチェーンのスタバ福袋が入手難易度高めなのに対して、タリーズはそこまでハードではない。何気にこれは最大のポイント。


・有効期限を考えると……

ちなみに、コーヒーチケットの有効期限を考えたら1ヶ月に2〜3回タリーズに行けば使い切れる計算。実はそんなにハードルが高くないのだ。

1万円の福袋と聞くと「よっぽどタリーズが好きな人向けなんだろ」と思うかもしれないが、「そこそこ好き」ってレベルでもOKな仕様。あとはグッズが気に入るかどうか。

こればっかりは好みなのでなんとも言えないが、「良いかも」となった人は12月19日にタリーズの店頭へどうぞ。数量限定なので、予約してない人はお早めに!

参考リンク:タリーズコーヒー「2023 HAPPY BAG
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼なお、バッグは高さ370×横450×マチ100mm。ポリエステルなのでシャカシャカした質感

▼中にはポケットも!