最初に大事なことを書くと、タリーズコーヒーの3500円福袋(ハッピーバッグ)にはドリンク無料チケットが5枚入っている。どの福袋を選んでも、3500円タイプなら一律に5枚だ。有効期限は2021年6月24日までとなっており、1枚でショートサイズのドリンク1杯と交換できる。

また、プラス50円でトールサイズのドリンクと交換できるから、トールサイズしかないです的な季節限定ドリンクにも使用可。その上さらに、福袋にはコーヒー豆やトートバッグなどが付いてくるわけだが、ここで注目したいのはドリンク無料チケットの枚数だ。

・他社と比べてみたら……

たとえば、上島珈琲店。こちらもタリーズと同じく3500円タイプの福袋を販売予定で、中身も公式サイトで公開されている。それによると、上島珈琲店の3500円福袋に入っているドリンク無料チケットは3枚

また、エクセルシオール カフェは3000円と4500円の2タイプの福袋を展開しており、4500円の福袋に入っているドリンク無料チケットが5枚だ。つまり、タリーズの3500円福袋より1000円高いのに、ドリンクチケットの枚数は同じということになる。

極めつけは、大人気・スターバックスの福袋。2021年バージョンがまだ販売されていないので中身は分からないが、2020年のスタバ福袋については多少知っている。なぜなら、私自身が購入したからだ。


そして、そのスタバ福袋(税込7000円)に入っていたドリンク無料チケットは6枚。スタバの場合、袋によって中身が異なるのでどれも同じとは限らないが、少なくとも私が購入したスタバ福袋に入っていたのは6枚だった。


ということは、スタバの方が価格面で2倍のコストがかかるにもかかわらず、ドリンク無料チケットの枚数は1枚の差しかないってことになる。ちなみに、2019年のスタバ福袋に入っていたのは4枚。人気の割に、意外と少ないのだ。

もちろん、2021年のスタバ福袋がどうなっているかは分からないし、何よりドリンク無料チケットの利用条件が各社それぞれ違う。たとえば、スタバの2020年チケットはサイズの “縛り” が無かったから、基本ショートサイズ交換のタリーズタイプに比べ使い勝手が良かった。

そもそも、ドリンク無料チケット以外の中身が異なるので、枚数だけを見てどっちの福袋が得かを論じるのは無茶ってものだろう。それに、枚数で言うならコスパの化け物・ドトールなんて1800円の福袋にコーヒーチケット5枚だぜって話にもなる。

だから何もタリーズの3500円福袋がどこより優れていると言うつもりはないのだが、少なくとも福袋を購入する主な目的がドリンク無料チケットで、なおかつグッズも欲しい……という人にとっては、かなり狙い目と言っていいかと思う。


ちなみに、タリーズは3種類の福袋を販売し、この3500円タイプが最安。もうワンランク上の6000円1万円タイプには、さらに多くのドリンク無料チケットが入っている。


……とまぁ、ドリンク無料チケットのことばかりに触れるのもアレなので、中身全体についても紹介しておこう。


【タリーズコーヒー3500円福袋の中身】

・トートバッグ(レッド or ブルー ※好きな方を選べる)
・ドリンク無料チケット × 5
・限定ビーンズ × 1袋(粉 / ブラジル)
・シングルサーブ × 1箱(4セット)
・ロイヤルミルクティーキャンディ × 1缶
・干支ミニテディ × 1個 ※3種のうちいずれか1個


──毎年タリーズの3500円福袋を買っている人にとっては、「安定のラインナップ」といったところではないだろうか。


・まだ買える

そして、3500円の福袋はまだ購入できる。オンラインでの事前販売は終了したものの、年始からの店舗販売分は予約なしでもまだ買える可能性アリだ。当然ながら販売状況は店舗によって異なるが、チャンスはあるぞ〜!

参考リンク:タリーズコーヒー「2021 HAPPY BAG
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼限定ビーンズ(粉)はブラジル

▼定番のシングルサーブに……

▼これまた定番の干支ミニテディ。3種類のうち、どれかが入っている

▼2021年のキャンディーはロイヤルミルクティーだ

▼そしてドリンク無料チケット

▼何気にトートバッグが実にいい。これはブルーだが、レッドも選択可

▼ドリンクホルダー的なのもあるよ!

▼おまけ。今年はテレワークなので、こういうアクシデント起こりがち