なん……だと……? 先日、都内のスーパーで何気なくラーメンコーナーをブラついていると見慣れない光景に出くわした。視線の先にあったのは「博多純情らーめん ShinShin監修の袋麺」。初めて名前を聞く人もいるかもしれないが、実はコレ……福岡の超人気店なのだ!
普段、福岡でしか食べられないラーメンが袋麺になるとはタダごとじゃない。興奮を隠しきれない私はマッハで購入。詳しくは後述するが、味と「白米との相性」を確かめてみることにした!!
・ShinShinとは
ShinShinについて簡単に説明すると、同店は2003年に福岡の中心街である天神にオープン。今では県内に6店舗を展開している。ちなみにインスタントは以前カップ麺で登場したことがあり、袋麺は2022年9月12日から全国のコンビニやスーパーで売られているらしい。
福岡のラーメンは県外進出をしないところも少なくなく、先に書いたようにShinShinもその1つ。ラーメンの特徴としてはコクがありながらアッサリ。そう記憶しているが、はたして袋麺に姿を変えて味はどうなっているのだろうか。
なお、ShinShin監修の袋麺はサンヨー食品から販売されていて5袋入りで462円。1袋あたりおよそ92円だから九州の袋麺の帝王とも言える “うまかっちゃん” と同じくらいかな。ただ、同商品はおもしろいところがあって、なんと……
「超カタ麺70秒」「カタ麺90秒」「普通120秒」といったようにゆで時間の目安が書いてあり、自分の好みで麺の硬さを調整しやすいようになっていた。ハリガネや粉落としを好む人はほぼそのまま食べるのかと思ったのは心の中にしまって、とりあえず作っていくとしよう。
袋の中には麺と2種類のスープが入っていて……
先にスープを器に入れるスタイル
そこにお湯を注ぎ……
麺をほぐしながら入れたら完成である。私はバリカタ以上の硬めで食べるとお腹を壊すのが心配なので普通120秒をチョイスした。で、食べた感想はというと……普通にウマい。
そりゃお店の一杯と比べたら差はあるものの、袋麺というのを考えたら合格ラインに十分達していた。中でも印象に残ったのは、他の袋麺と比べて麺がツルッとしていること。袋麺だと安っぽくなりがちなところを “ちょっといい麺食べている” と思わせてくれるあたり、何らかの工夫が施されているのだろう。
あとスープはお店同様にコクがありながらアッサリ。普通にウマいだけじゃなく、その片鱗を感じ取れたところもShinShin監修というのが活きていると思われる。……と、一通り味わったところで私にはどうしても試してみたいことがある。それはズバリ……
・米ドボンの味はどうか
「白米との相性」である。というのも、袋麺と白米はニコイチ的な位置づけ。ラーメンとライスはセットみたいなもので、福岡で生まれ育った私は残ったスープに白米を入れて食べてきたのだ。
この炭水化物爆弾が罪悪感あって、またウマいんよね。ってことでひとまず麺を完食。そして残ったスープに白米をそのまま……
_人人人人人人人人人人人_
> ド ボ ン ッ !! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
もしかしたら頭バグってんじゃないかと思われるかもしれない行為だが、このクッタクタで雑炊みたいになった白米がまた最高なのである。それで肝心のShinShinと白米の相性はどうだったかというと……太る覚悟のある人はぜひやってほしい。最高だ。
・卵を入れてもよし
ちなみに卵入れても間違いない味になってくれるので参考までに。それにしても、行列に並ばなくていいどころか自宅でShinShinのラーメンを味わえるなんていい時代になったものである。福岡の超人気ラーメン、とんこつ好きならマストバイばい!
参考リンク:Twitter @Hakata_ShinShin、サンヨー食品
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
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