ジャンボ! リクエストボックスにね、「奥様との馴れ初めを教えてください」とか「家族を紹介してください」とか来てるんだよ。そんなの恥ずかしいって〜。でも、リクエストが多いから……しょうがないなぁ〜。

男と女が結婚するまでには、多くの困難を乗り越えなければならない。オレは男なので、これを読んでいる未婚の男性読者に向けてアドバイスするけど、まずは1人でも多くの女性とフレンドシップを作ることが重要だ。

そして、女性のどこを見るか? それは、もしも君がお金を持っていない時に、どう彼女がふるまうのかを、よ〜く見るんだ。お金だけでなく、地位や名誉などが無い時に、彼女たちがどう対応するのかを見るんだ。


・みんなお金持ちになりたがってた

オレはこれまでに10人以上の女性とお付き合いをしてきた。長かったお付き合いもあれば、短かったお付き合いもある。ともかく出会ってお付き合いをした女性は皆、ハイクラス(お金持ち)な生活を夢見ていた。

一緒に遊ぶ時もそうさ。ハイクラスな場所に行きたがる。ハイクラスな食事をしたがる。俺も一生懸命お金を貯めて、それに応えようとしたけれど、彼女らを満足させてあげられるほどの余裕はなく、恋愛は終わった。

オレは、たとえ貧乏でも幸せな家庭が築きたかった。大きな家ではなく、小さな家でも文句言わず一緒に生きていってくれるような女性を探していた。つまりは “オレと価値観が同じ女性” を探していたんだ。


・運命の2010年

そして忘れもしない2010年の2月。日にちは忘れたけど、2010年の2月に運命的な出会いがあった。場所はバスの中。オレは旅行中で、なんと彼女も旅行中だった。バスの中で少し話したあと、レストランで会うことに。

オレは彼女に自己紹介をした。彼女もオレに自己紹介をした。そしてお話していると、オレと彼女は価値観が同じことがわかったんだ。なので、オレは思い切って告白した。「オレと付き合ってください!」と。

彼女の返答はこうだった。「3ヶ月待って」。なぜ3ヶ月なのかは今でもわからないけど、オレは辛抱強く3ヶ月待った。そして3ヶ月後、まだ返事はないけれど、「ひさびさに会おう」ということになった。


待ち合わせをして、「何かを食べよう」と。どこのレストランに行こうか迷いながら、オレは彼女に「何を食べる?」と聞いてみた。すると……


「ポテトとチキンとソーダ」と。


今までの女性は、ハイクラスなレストランで、ハイクラスな食事を求めてきたのに、彼女は庶民的な「ポテトとチキンとソーダ」と答えたんだ。やはりオレの直感は当たった。彼女は、オレと同じ価値観なんだと。

彼女はポテトを食べながらオレに聞いた。「あなたは家族を養うことができますか?」と。オレは即決した。「できます」と。彼女は笑顔で「そう」と答えると、オレの家に遊びに来るようになった。

オレのために洗濯をしてくれたり、家を掃除してくれるようになった。オレもオレで、彼女の家に遊びにいったりするように。そして出会ってから1年後の2010年2月、オレたちは結婚、一緒に生活するようになった。

それから2年後の2月1日に第一子が。2019年12月10日に第二子が誕生。そして今に至る……というわけなんだ。オレがポテトばかり食べているのは、もしかしたら妻の「ポテトとチキンとソーダ」が忘れられないから、なのかもしれないね。長く書いてしまったけど、このへんで。クワヘリ!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼第一子

▼第二子

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