な、なんと! 俺たちの『ポテトチップス うすしお味』がリニューアルされるらしい!!! それもパッケージや内容量といった地味な変化ではなく、正真正銘 “味” のリニューアルだ。『コンソメ』ならともかく、まさか『うすしお』の味が変わるなんて想像もしなかった。

日本一有名なお菓子の味を変えちゃうとは、カルビーもなかなか思い切りがいいよな! リニューアルを記念して先日、新生うすしお味の『開封式』が行われたらしいのだが……そこで配られた “限定グッズ” がヤバすぎると、界隈がザワついていることをお知らせしておきたい。

・ガチ勢たちの集い

9月15日に開催された『カルビー ポテトチップス うすしお味 リニューアルお披露目会』には、大勢のうすしお味ガチ勢が集結した。カルビーがリニューアルお披露目会をファンとともに開催するのは初のこと。

進行役は松井 章さん(男性)と井上 真里さん(女性)。新人アナと女子アナにしか見えないが、どちらもカルビー・マーケティング本部の人である。カルビーの人 vs うすしおガチ勢の討論会……言うまでもなく、テーマは『ポテトチップス うすしお味について』。

まず最初のテーマは『うすしお味の歴史』。うすしお味が過去にこれほどパッケージ変更を繰り返していたとは、恥ずかしながら全く気づかなかった。ちなみに初登場時(1975年)のパッケージは透明。当時は劣化が進みやすく、少しづつ袋の改良が重ねられてきたようだ。

続いて『うすしお味クイズ』に沸く会場内。ここまで来ると「へ〜」としか言いようがないのだが、ガチ勢の皆さんが目を輝かせている様子は見ていて微笑ましい。そしてイベントは『来場者プレゼント・タイム』に突入……


果たしてプレゼントのメインとは……



狂気の『ジャンボ・ポテトチップス(うすしお味)リュック』!!!!!!


思わず言葉を失うほど無意味なデカさ! 今回私は特別に試着(?)させていただいたのだが、1ミリたりとも「実際に使おう」と感じることはなかった。とはいえ今回のイベントでしか入手できない激レアアイテムなので、ファンにとってはお宝である。ちなみにポテトチップスが12袋入るらしいぞ……いつ誰が使うというのか?


・未来のポテトチップスについて

さてイベントのクライマックスは、リニューアルされたポテトチップスを試食する『開封式』である。

できたてのポテトチップスを噛みしめながら「未来のポテトチップスについて一緒に考えよう」というのがイベントのキモだ。ポテトチップスが今後進むべき道について、ファンからは「カロリーダウンを望む」「(同じうすしおでも)塩の種類が増えてほしい」など、容赦ない無茶ブリが浴びせられる。カルビーの人、お疲れ様です。

また私は今回初めて知ったが、カルビーのポテトチップスに使われている油は『認証パーム油』と呼ばれるもの。これは “森林伐採や不当な労働の元に生産された油ではない” ということを示すものなのだそうな。

それから家庭ゴミの嵩(かさ)を減らす取り組み『カルビー ルビープログラム』など、カルビーの行う様々な活動を知る機会となったリニューアルお披露目会。次回の開催が待たれるところである。


・で、肝心の味は……

さて! それではお待ちかね、今回リニューアルされた『ポテトチップス うすしお味』を一足お先に試食してみるとしよう!

見た目の変化はよく分からないが……とりあえず、いただきま〜す!

おっ!?


私の知ってる『うすしお味』よりおいしい気がする!!?


……が、残念ながら素人ゆえ “どこがどう変わったのか” までは分からない。イベント司会者・井上さんの言葉を借りると「後味がまろやかになり、じゃがいもの味がしっかり感じられるようになった」のだそうな。な〜るへそ!

ちなみに今回のリニューアルでは「塩の粒度を変更」することでキレのよさがアップ、「昆布エキスパウダーを追加」することでじゃがいものおいしさを引き立たせることに成功したようだ。新生『うすしお味』は9月下旬から全国で順次切り替えが進む予定。ガチ勢もそうでない人も、一度は味を確かめてみてくれ!

参考リンク:カルビー ポテトチップス
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

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▼リュックのサイズ感はこんな感じ

▼裏面も見事に再現されている

▼オリジナルタオルも配布された。これは普通に欲しい!