低糖質のロカボメシとして注目されているカリフラワーライス。ココイチやびっくりドンキーもご飯をカリフラワーライスに変更できるサービスを始めていたりするが、1つ問題があるとすれば、味がマジでただのカリフラワーなことだろう。カレーとかハンバーグで食べるとやっぱりご飯が恋しくなる。
要するに、代用はできていないのだ。なんとかこの米への妄執を断ち切ることはできないか? そこでカリフラワーライスで色んなレシピを作ってみたところ、「意外とタコライスなのではないか」という結論にたどり着いたためお伝えしたい。
・諦めた先にあったもの
ホロホロした食感に甘みの無さなど、米との違いを挙げたらキリがないカリフラワーライス。カレーなどのかける系だと食感や味の染み方の違いがやっぱりカリフラワーだ。だからって、ハンバーグのように、おかずと食べたら野菜感の方を強く感じてしまう。
もはや、私は諦めていた。もうカリフラワーでいいよ。タコライスを作った時はそんな気持ちであった。事実、レタスとトマトとチーズとミンチ肉という組み合わせなんだからサラダとしてミスることはないでしょ。と思いきや……
意外と米の替わりになっている……!
・全てが誤魔化してくれる
溶けたチーズがカリフラワーをくっつけて、米の柔らかい塊感を演出していた。さらに、食感だけではなく、甘みのあるミンチ肉の味付がカリフラワー味を誤魔化す。熱い地方っぽいドロッとしたコクのおかげで、米でもカリフラワーでもそんなに味の印象が変わらないのだ。
ひと口食べる度に思わずにはいられない。「意外とタコライスだった!」と。というわけで、偶然なのだが、私のカリフラワー史上最も米に近づいた糖質制限タコライスのレシピを以下にご紹介して筆を置きたい。
・「糖質制限タコライス」の材料
ミニトマト 5~6個
レタス 4分の1個
ミンチ肉 200gくらい
ミックスチーズ 適量
カリフラワーライス 100gくらい
ケチャップ 適量
ウスターソース 適量
・「糖質制限タコライス」のつくりかた
1. ミンチ肉を炒め、火が通ったらケチャップとウスターソースを加える
2. カリフラワーライスをレンチン(600wなら5~6分)
3. レンチンの間に、レタス千切り、ミニトマトは4分の1くらいに切る
4. 1、2、3とミックスチーズを皿に盛ったら完成
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.