10年前の今頃、あなたは何をしていたか覚えているだろうか? 私(佐藤)はハッキリ覚えている! 10年前の2011年、私は「首パン」に挑んでいた

首パンとはパンツを首まで上げてはく、斬新ファッションである。長い月日を経て再び首パンにチャレンジしたぞ。そしてスタバに行こうとしたところ悲劇が起きたのだーーー!!

・斬新ファッション「首パン」

2011年10月の記事で首パンについて私はこう記している。


「ズボン(もしくはパンツ)を首元まで引きずり上げる、まったく新しいズボンのはき方」


その当時私は、首パンの登場を機に流行は首パン一色になると思っていた。しかし残念ながらトレンドになることはなく、以後話題になることさえもなかった。もしかしたらまだ早すぎる着こなしだったのかもしれない


現在ならどうか? 時代は首パンに追いついたのか? その答えを確かめるために、私はユニクロに赴いた。


たしかあの頃はいまほどユニクロが店舗を拡大しておらず、首パン用のトレパンを上野のスポーツ用品店で買ったことを覚えている。

今のユニクロならオシャレで機能性の高いアイテムがあるはずだ。首パン向きの商品もあるに違いない。そして見つけた商品は「ウルトラストレッチジョガーパンツ」(税込1900円)だった。

ウルトラストレッチなら素材が伸びまくるはずなので、難なく首パンできるのではないだろうか?


・レッツ首パン!

こちらがそのパンツだ、サイズはXL。


ではさっそく行ってみよう。今回首パンを仕立ててくれるのは、首パンクリエイターのGO羽鳥とP.K.サンジュンである。羽鳥は10年前に首パンを作り出した、首パンスペシャリテだ。


パンツに両手を突っ込んだところで、2人のかけ声が入った。


羽鳥・サンジュン「せ~の!」


羽鳥・サンジュン「オラーーーーー!」


ああああああああああああああああ!


あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!


ケツが! ケツが! ケツが!


腹筋がつりそう~! 腹筋が痛い……。

羽鳥「がんばれ! もう少しだ!」


羽鳥・サンジュン「一丁上がり!」


次は中澤星児が人生初の首パンに挑む。

中澤「佐藤さん、騒ぎすぎなんすよね。そんなに痛い訳ないでしょ」


羽鳥・サンジュン「せ~の!」


羽鳥・サンジュン「ホイサーーーーー!」


中澤「ヒィイイイイイイイイイイイイイ!!」


中澤「ウヒィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!」


中澤「ケツが! ケツが! ケツケツ!」

羽鳥「がんばれ! もう少しだ!」


羽鳥・サンジュン「一丁上がり!」

中澤「痔にならないか心配……」


これであと1人、あひるねこがやるのを待つだけなんだけど、彼はどっかに行ってしまった。とりあえず待とう。それにしても、編集部に変な生き物が2匹紛れ込んだみたいだな。


中澤「はあ~、しんど。今までやって来たなかで1番しんどいかも……」


早くコレ、終わろうぜ。ケツが死ぬ……。


そうしてあひるねこが帰ってきた。クリエイターのお2人、やっちゃってください!


羽鳥・サンジュン「せ~の!」


羽鳥・サンジュン「ヨイショーーーーー!」


あひるねこ「ヤバいヤバいヤバいヤバい!」


あひるねこ「ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいってーーー!!!!」


あひるねこ「ケツがヤバい! ケツがヤバい! ケツがヤバい!」

羽鳥「がんばれ! もう少しだ!」


羽鳥・サンジュン「一丁上がり!」

あひるねこ「ヤバいでしょ、コレ……」


よ~し、準備完了! こっからが本番だ!!


・いざ、スタバへ

中澤「これでどうするんすか?」

佐藤「スタバ行こうぜ。コーヒー飲もう。ああ、ケツ痛」

あひるねこ「行けるの? 俺たち。たどり着けるの?」

中澤「あ、マスク忘れた」


佐藤「マスクを着けると、不審者感ハンパない」

あひるねこ「マスクだけの問題じゃないでしょ」


佐藤「歩くのツライな」

中澤「どんどん食いこんで来やがりますね」


あひるねこ「スタバってこんなに遠かったっけ?」

中澤「マジで遠い。あきれるほど遠い」


佐藤「ほら、早く行くぞ。早く行って早く帰ってくるぞ」

中澤「頼もしい」

あひるねこ「さすが10年前に挑んだ男は違うな」


中澤「(横断歩道)渡りますか?」

佐藤「イヤ待て。今の俺たちの歩き方では信号が変わる前に渡り切れん」


あひるねこ「長いっすね、ここの信号」

佐藤・中澤「長い……」


佐藤「よし行こう」

あひるねこ「もう見えてきた。ゴールは目の前」


中澤「もうすぐだ、もうすぐ」


佐藤「よっし来た!」

中澤「遠かった! スタバが輝いて見える!」

あひるねこ「早くコーヒー買って帰りましょう」


佐藤「じゃあ中に入るか」


中澤「ちょっと待って。誰が金払うの? っていうか、どうやってコーヒーを受け取るの?」

あひるねこ「あ、たしかに」

佐藤「しまった、予定外だ。スタバに来ることだけを目指してたから、コーヒーを買うってことが頭になかった。誤算だった……」


佐藤「帰るか……」

中澤・あひるねこ「そうしましょう」


佐藤「もう冬だな」

中澤「クリスマスっすよ」

あひるねこ「そしてすぐ正月」

佐藤「1年って早いよな」


ということで、コーヒーは買えなかったけど、我々は首パンを存分に堪能した。みんなもマネしてくれよな。ただし転ばないように気をつけろよ!


おしまい

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24