付録目当てで雑誌を買う方は少なくないと思うが、まさか幼児雑誌を買ってしまうとは……いきなり何の話かというと、小学館の『幼稚園』である。なんと2021年12月・2022年1月号の付録が「アメリカ横断ウルトラクイズのウルトラハット」なのだ。ってマジかよ。

アメリカ横断ウルトラクイズといえば「ニューヨークへ行きたいかーッ!」というフレーズでおなじみの大人気クイズ番組。放送されたのは1977年(昭和52年)〜1992年(平成4年)と1998年(平成10年)だ。ってこれ……下手したら園児の親も知らないレベル!

・幼稚園12・1月号

近所の本屋で山積みにされていた『幼稚園12・1月号(1280円)』。付録のウルトラハットを大々的にアピールしているものの、先述の理由から心をときめかせるのは昭和世代がメインと思われる。にしても「アメリカ横断ウルトラクイズ」というタイトルは夢があるなァ。

表紙には「ばんぐみと おなじおとが でる!」と書いてある。んなもん、マジで買うしかねえだろ。しかし園児的には意味不明。もしも「福留さん懐かしいね」と語る園児がいたら前世の記憶があるに違いない……親子でクイズ対決をしている場合じゃないかも。


・ウルトラハットを作る

それはさておき、さっそく開封して付録パーツを取り出すと……意外と大変そう。やはり大人向けか。ま、たしかに「ウルトラハット作って」とお願いする園児はいないだろう。


作っていると「単4電池」と「セロテープ」が必要なことに気づく。マジかよめんどくせー。


まさか『幼稚園』の付録を作成するためだけに、夜中にコンビニに行くことになるとは。


いよいよ完成間近である。コンビニに行った時間も含めると、付録を取り出してから完成まで約1時間かかった……しかし夢中になれたのは伝説的人気番組のおかげ。

東京ドームからニューヨークを目指す勢いで黙々と作業を続けて……おし、完成だ。達成感がハンパじゃない。


さて、ウルトラハットのサイズは “園児向け” だが着用はできないもよう。おまけの「早押し台」の上に置くのが正解らしい。レトロなデザインがかっこいいぞ。


で、で、で、このウルトラハットの1番の特徴は……「ポーン!」の音。ボタンを押すと、番組と同じ「ポーン!」の音が鳴ってハテナマークが立ち上がるのだ。


ポーン!


緊張感のある早押し音。福留アナウンサーの顔が思い浮かぶ。ニューヨークへ行きたいかー! 行きたい……1度でいいから出場してみたかった。


ちなみに『幼稚園』の巻頭特集はクイズ。小学校5年生レベルのちょっと難しい問題が出題されているので、園児の皆さんも挑戦してみてほしい。せっかくだからウルトラハットを鳴らして回答してくれよな。君たちはウルトラクイズ史上最年少のチャレンジャーだ。

というわけで、気になった方はお近くの本屋、またはオンラインでも購入できるので要チェック。もちろん番組を知らなくてもOK。親子で協力して作ったらきっと楽しいだろう。


参考リンク:「幼稚園12・1月号」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.