世はまさに “ふわふわ” 戦国時代。各方面でより “ふわふわ” させようと必死である。みんな、ふわふわ好きね。記者ももちろん、ふわふわは好きだが、どちらかと言えば “もちもち” 派。
しかし、もちもちを堪能できる専門店は、ふわふわに比べて少ない。こうなれば、自分でチャレンジするしかないだろう。ちょうど、森永製菓の公式YouTubeで作り方が紹介されている。こちらを見ながら実践してみることにしよう。ちなみにこれは、ホットケーキの話です。
・牛乳ではなく、アレを入れるところがポイント
もちもちホットケーキを作るためには、餅を入れると良いなどと言われている。確かに、餅を入れるとモッチモチになって美味しいよなあ~!
ただし餅が家にない場合もある。何か方法はないものかと探していた際に見つけたのが、件(くだん)の動画という訳だ。ふわふわの作り方と大きく違うところは、ものすごく身近にあるアレを使うこと。
普段みなさんがホットケーキを作る際に、牛乳を使用する場合が多いだろう。しかし もちもちにしたいのであれば、牛乳でなく水を使うとよい……らしい。
しかし、本当にそれだけでもちもちになるのだろうか。もちもちとふわふわ、並行して作りながら比較してみることにする。
【材料】
・ホットケーキミックス:2袋
・卵:2個
・水:100ml
・牛乳:100ml
※もちもち・ふわふわ2パターン作る場合
【作り方】
1.ボウルに卵を入れ、もちもちには水を、ふわふわには牛乳を入れて混ぜる。
2.続いてホットケーキミックスを入れて20回くらい混ぜる。ダマが残るくらいでOK!
3.ホットプレートやフライパンを温め、30㎝上から落とす。弱火で3分焼く。
4.裏返して、2分焼いて完成。
・ふわふわももちもちも自由自在
ぱっと見、確かに ふわふわの方がふんわりした感じに焼き上っている。食感や味はどうだろうか。食べてみると……なるほどなるほど、もちもちの方がモッチリしている! 餠を入れて作るときのように驚くほどモチモチではないが、ほんのりモッチリだ。
味はふわふわに比べて、サッパリ目。これはウマい。家で作ったホットケーキの中では、今までで一番モチモチしていることには違いない。ふわふわのほうも、優しい舌触りで美味しい。
爽やかな後味で、噛みしめる感じを楽しみたい人は、もちもちの焼き方を。後味まったり濃い目で口いっぱいにほお張る感じが好きな人は、ふわふわの焼き方がオススメだ。
それにしても、使う材料をちょっと変えるだけでこうも違いが出るとは。なんとも不思議である。30cm上から落として空気を抜く、というところもポイントなのだろう。料理ではちょっとした気遣いを怠るべからずと、改めて勉強になった次第。
自宅にホットケーキの粉がある人は、試しに今からでも作ってみてはどうだろうか。ふわふわにするも、もちもちにするも、自由自在。あなたの思うがままだぞ!
参考リンク:YouTube「森永製菓ふんわりもちもち動画」
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.