
所在地は山形県の奥地、作っているのは旅館の主人、営業期間は10月〜5月のみ、しかも11:00〜14:00まで。そして大行列の先で振る舞われるのは、一杯のラーメン。人はそれを “幻の中華そば” と呼ぶ……らしい。
インディ・ジョーンズが追い求めている秘宝か! と疑いたくなる激レアなラーメン屋があるとウワサには聞いていたが、なにせ山形県である。東京在住の筆者が「ちょっくらラーメン食ってくるわ」といえる距離にはないなぁ~……
──と思っていたら お取り寄せできるじゃん! 山形の秘宝が、クール宅急便で自宅に届いてしまった。なんでもかんでも玄関に届く21世紀、便利すぎるだろ。
改めて……今回お取り寄せしたのは山形県鶴岡市にある『琴平荘(こんぴらそう)』というお店の「中華そば(あっさり)」。宅麺.comで断続的に入荷しては売り切れを繰り返していたのだが、このたび運よくゲットできた。
私も実店舗へ行ったことはないのだが、集めた情報をもとにざっくりと紹介すると、どうやら『琴平荘』は元々、海水浴場にある旅館だったらしい。しかし、オフシーズンはどうしても客足が遠のいてしまう……。
そこで苦肉の策としてラーメン屋を冬季限定で始めてみたところ「メチャメチャうまいじゃないか」と評判になり、結果的に全国のラーメンファンが訪れるほどの超人気店になったそうだ。なんたるサクセス・ストーリー。なんたるヤマガタン・ドリーム。
きけば、週末になると昼のみの営業で1日500人が訪れるという。失礼ながらも、山形県でそれはスゴイ! だって東京でもそんな人気店はそうそうないもの。
ちなみに現在は旅館を廃業しラーメン屋としての営業に専念しているようだが、営業期間が冬場の10月〜5月のみ(くどいが、11:00〜14:00!)であることに変わりはないらしく、その幻っぷりは健在だ。
・中に入っているのは…
さて、「お取り寄せ」のビニールパックを開けてみると、そこに入っていたのは、それぞれ1人前ずつの──
スープ
チャーシュー(2枚)とメンマ
そして、麺である。これらを茹でたり湯せんしたりすれば……
あっという間に完成!
ほほう、これがアノ「幻の中華そば」……! 実に美味しそうだ。ちなみに、のりと刻みネギは別途用意してトッピングした。
・食べてみた
それではさっそく、いただきまぁす! まずは、スープから。
──ひとくち すすった時点で確信した……これは優勝するヤツ。
かなりスッキリとした優しい口当たりで「あれ、ちょっと薄めかな?」と一瞬思うのだが、すぐさま力強い魚介の旨味と香りがググッ! グググ~ッ! と広がっていく。思わず天をあおいで「はぁぁ……」とため息を漏らしてしまう。
五臓六腑(ごぞうろっぷ)にしみわたるおいしさってのは、こういうことだな。商品名の通り「あっさり」とはしているが、薄いだなんてとんでもない。ものすごくコクのある奥深い味だ。
スープには焼きアゴ(トビウオ)のダシを使用していることは知っていたが、原材料を見たらサバやイワシ・カツオ・スルメも入っているようだ。さらには鶏や豚などの動物系のダシも使用されている。これらの複合的な旨味が、あの奥深い味を演出しているのだろう。
それではチャーシューはどうかというと、これが適度にやわらかく、かつ適度に肉々しくてイイ! 厚み、肉と脂のバランスも個人的にはドストライクなやつで、ウマイ。
そして麺だが、こちらは中太のちぢれタイプ。すすってみるとちゅるんっ! 噛めば もちもち、しこしこ。ちぢれた麺もほどよくスープを持ち上げて(からめて)くれるので、サイコー……というか、パーフェクトだ。言うことなし!
ラーメンって、塩とか味噌とか豚骨もいいけど、結局 “オーソドックスな醤油=中華そば” が至高だよな~ってつくづく思う。「ラーメンは中国で生まれて、日本で完成した」って私の中国系の友人も言ってました。『琴平荘』の中華そばも間違いなく、その完成形の1つだろう。
決して派手さはないが、子どもからお年寄りまで長~く愛されるのはこういうド直球なラーメンだ。文字通り、万人にオススメできるおいしさ。ごちそうさまでした!
・山形県民に嫉妬
ちなみに私が今回「お取り寄せ」した本商品は、送料込みで 2200円ほどだった。ラーメン1杯にしては決して安くない金額だが、実店舗へ行く交通費や行列に並ぶ時間が省かれたと考えると、不思議と得した気分になる。
それにしても、“ホンモノ” は一体どんな味なんだろう? もし私が東北に住んでいたなら山形県にあるお店まで車をブッ飛ばしているところだが……くぅっ、山形県民がうらやましいぜ! 興味をもった読者は「お店」か「お取り寄せ」か、お好みの形で1度は試してみてくれ。
参考リンク :琴平荘(宅麺.com)
執筆:ショーン
Photo:RocketNews24.
▼説明書(表)
▼説明書(裏)
ショーン
















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