
肉や魚はもちろんのこと、卵や乳製品すら口にしない人のことを「ヴィーガン」という。欧米諸国と比較すると日本はかなりヴィーガンが少ない方だと思われるが、好きなものは何でも食べる主義の私、P.K.サンジュンは正直に申し上げて「別にいいけど俺はやらない」と思わざるを得ない。
当然、誰にも迷惑をかけない個々人の主義を否定はしないが、それでも「ヴィーガン食って美味しいの?」という疑問は常に持っていた。そんな時にコストコで発見したのが、その名も『ヴィーガンボロネーゼ』である。人生初のヴィーガン食は、突然コストコでやってきた──。
・コストコのヴィーガン食
今さら申し上げるまでもなく、コストコはアメリカ発祥の会員制大型スーパーである。欧米に出かけると多くの飲食店で「ヴィーガン専用メニュー」や「ベジタリアン専用メニュー」を見かけるから、アメリカ発祥のコストコがヴィーガン食を扱っていることはごく自然な流れなのであろう。
実は今回ご紹介する『ヴィーガンボロネーゼ』は、少なくとも2020年の夏場には販売を開始していた。当時も多少は気になったが「日本には合わなさそう」とタカをくくった結果、現在に至っている。ではなぜ今になって購入したかと言えば、ヴィーガンボロネーゼが定番化したっぽい(?)雰囲気があるからである。
・結構長いこと売っている
コストコ会員ならばおわかりかと思うが、コンビニほどではないにせよ、コストコの総菜コーナーはそれなりに入れ替わりが激しい。「台湾まぜそば」のように定番化するメニューが一方で、人知れず姿を消すメニューも少なくないのが現状だ。
そんな中、イメージ的には変化球の部類に入ると思われていた『ヴィーガンボロネーゼ』が、3カ月以上も販売され続けるとは思いもしなかった。単純に考えて、生き残っているということは売れているということ。なんならリピーターがついている可能性も低くない。これは確かめてみるしかないだろう。
というわけで、購入した『ヴィーガンボロネーゼ』は1130グラム入りで税込み価格は1180円。コストコらしい超ボリューミーな内容で、もちろん動物性の食材は使用されていない。ひき肉に見えるのは大豆を加工したもので、言われなければヴィーガン食だとは気付かない人が多いハズだ。
その大豆やにんじんが入ったボロネーゼソースを、トロットルというパスタにかけたものがコストコとの『ヴィーガンボロネーゼ』である。トロットルはかみ砕いて言うと “マカロニ” だと思えばOK。家では電子レンジで温めればそのまま食べられるようになっている。
・あっさり系のボロネーゼ
で、人生初のヴィーガン食を食べてみたところ……おお、全然悪くないではないか。確かに動物性由来のコクや深みには欠けるものの、だからと言って物足りなくも感じない。一言で表すならば「あっさり系のボロネーゼ」といったところだ。
ひき肉替わりの大豆も気にしなければ大豆だとは思えず、特に違和感もなく食べ終えてしまった。こうして初日は「あっさりしてて悪くないね。これは完成度高いわ」くらいにしか思っていたなかったのだが、私が意外な発見をしたのは2日目のことである。
・発見は2日目
2日目も同じくレンチンした『ヴィーガンボロネーゼ』を口にしたところ「そういうことか」と合点がいった。全然飽きないのである。先述のようにコストコのヴィーガンボロネーゼはあっさり系の味わいなので、そのぶん連食になっても重さを感じなかった。極端な話、食べ続けられるボロネーゼである。
これは物量的な意味ではなく、食事のたびにヴィーガンボロネーゼが出てきてもイヤな気持ちにならないということ。重めの料理は連投が続くとやや億劫になりがちなものだが、ヴィーガンボロネーゼはそれが全くなかった。スッスと普通に箸が伸びる。
たった1食しか食べていないので大きなことは言えないが「ヴィーガン食って意外と快適に続けられるんじゃね?」とさえ感じた次第だ。少なくとも「ヴィーガン食は美味しくない」なんてことはなさそうなことは、コストコの『ヴィーガンボロネーゼ』を食べただけでわかった。美味しくないと続けられないしね!
というわけで、コストコの『ヴィーガンボロネーゼ』はなかなかの実力なので、興味がある人はぜひお試しいただきたい。胃がコッテリ系を消化しづらくなってきた40代以上の方には特にオススメだ。
オススメ度(☆5中): ☆☆☆☆(余裕であり)
また買う度(☆5中): ☆☆☆☆(連食できるのでまた買いたい。冷凍してもOK)
オススメシチュエーション:ヴィーガンじゃなくても「あっさり系の総菜」をお求めならば買って後悔はしないハズ。
参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
P.K.サンジュン






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