やっと……やっと出会えた! 何のことかというと味の素の水餃子である。2020年9月6日から新しく発売した情報こそ仕入れていたものの、どこへ行っても見当たらず。探しても探しても置いてなかった。
しかし、ついに時は満ちた!! 当編集部に味の素の餃子がいくつか届いたのだが、その中に水餃子が潜んでいたのだ。普通の餃子が売れまくっているのに水餃子を出す意味……味の素は本気も本気、フルパワーで水餃子を送り込んできているに違いない!
・推しポイントてんこ盛り
その本気度はパッケージにも出ている。なにせ商品を手にした第一印象はてんこ盛り。「ギョーザ売上日本一」をはじめ「もちもち耳たぶ食感」「皮も肉汁もうまい!」「この皮の厚みと弾力はあふれる肉汁を逃さない」などなど、これでもかと推しポイントが書いてあるのだ。
まぁここまでガッツリあると、逆に全部詰め込みましたって感じがして清々しい。ちなみに作り方は鍋でゆでる、もしくはレンチンするだけと簡単そのもの。私はできるだけ楽をしたいため、レンチンで作ることにした。
・いざ実食
やや深めの耐熱カップに凍ったままの餃子を3つIN。そこに水(150cc)を注いでラップをかけずにレンジでチンすると……
ほい、水餃子の出来上がり! 一口食べてみたらパッケージでこれでもかと「皮推し」していたのがよく分かる。ブリンッとしていて、とにかく皮が圧倒的に分厚いのだ。最初の食感で「おぉっ」と思わずうなってしまう……が、そこで終わらないのが味の素。
噛んだら噛んだで餡も優秀で、ジワリと肉汁を出しながら口の中に広がってくる。その肉汁っぷりはスープにも現れていて、水を入れてチンしただけにもかかわらずしっかりと味が出ているからたまげた。正直、ズラリと並んだ売り文句を見たときは「はい出た、このパターン(笑)」とも思ったのだが、確かにこれはいいものだ。
もとを辿ればそもそも味の素の冷凍餃子がウマい。それでいて、キッチリ仕上げて試合に出場してきた印象だから失敗しようがない。味の素からしたら、これで負けたら仕方ないくらいの感覚なのだろうか。いやぁ、これ嫌いって人いるのかな?
・餃子好きにも食べてもらった
しかしながら、私1人の感想だけで合格点を与えるにはまだ早い。ここは餃子好きにも……過去に100日連続で餃子を食べたことのある編集長・GO羽鳥に食べてもらった。
一口サイズなのでそのままパクリ
むぐむぐ……
GO羽鳥「まるで餅だね。きしめんに餡が包まれているような……皮なんだけど皮じゃない。強烈に分厚いよね。耳たぶ……確かにそべてがその通り。ラー油とか辛いものをちょこっと垂らして食べると美味しそう。ていうか、これは単品でもすでに美味しい」
──と高評価。これはレベルの高い水餃子と言っていい……でしょう!
・オリジナルレシピを試してみる
なお、公式レシピによると「水餃子ラーメン」をやるのがオススメらしい。そこで近所のコンビニで最近話題になっている鬼滅の刃のコラボ商品「鬼滅一丁」を購入。ワンタンを先に食べ、そこに水餃子を入れてみた。そしたら……
はい、間違いありませぬ。単品でもウマいのにそこはかとなく中華っぽさが増して、さらに水餃子の良さが際立つ。これからの寒い時期、外に出るのも面倒……となった時にインスタント&冷食のコンビは食卓の助けとなってくれるはず。同商品は標準15個入りだから、カップ麺をいくつか用意して数人で分けて食べるのもアリだろう。
・値段はいくら?
ちなみに希望小売価格は設定されておらず。最近、ようやく商品を見かけた都内のスーパー(ライフ)だと税抜198円で売られていたので参考までに。個人的にはホント見つけらなかったため、置いてあったらラッキーかも!
参考リンク:味の素「水餃子」
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.