家にずっとこもっているとストレスが溜まる、という人の気持ちも分からなくもない。でもだからと言って外に遊びに出掛けちゃダメだろう。今は不要不急の外出は極力控えるべきである。どうしてもというなら、いっそのこと自宅にジャズ喫茶をオープンしてみてはいかがか。

食玩メーカー・リーメントが発売しているミニチュアシリーズ『スヌーピー リトルジャズカフェ』なら、数千円程度で自宅にレトロな雰囲気のジャズ喫茶をオープンすることが可能だ。どちゃくそカワイイので、スヌーピーファンならずとも必見である!

・スヌーピーのミニチュアフィギュア

今年1月に発売されたこのシリーズ。全8種類で一つ税抜750円だが、コンプリートするなら一気に全部揃うボックスで買ってしまった方が安いし早い。私(あひるねこ)がアマゾンでオトナ買いした時は、約4500円だったぞ。参考までに。


『スヌーピー リトルジャズカフェ』は名前の通り、スヌーピーをモチーフにしたレトロなジャズ喫茶のミニチュアだ。ピアノ、サックス、ドラムといった楽器はもちろん、ソファーやカウンター、お馴染みルートビアなど様々な小物が入っており、集めるとスヌーピーたちの演奏風景を再現することができる。

で、この小物がまた見えないような部分までニクらしいくらい凝っていて、例えばアヒージョがのっているスキレットをよく見ると……鍋底になんとチャーリー・ブラウンが! こういった細かいディテールへのこだわりも楽しい。

・開店準備

先ほど安くて早いなんて牛丼みたいなことを書いたが、ボックスで買う意味はもう一つある。実はこの箱、ディスプレイ用の背景ジオラマになるのだ。要はお店の壁である。ここにレコードのジャケットやポスターを貼るとさらに雰囲気が出るぞ。あとはフィギュアを自由に組み合わせれば……。


マイジャズ喫茶の完成だ!


ドラムはウッドストック。


スヌーピーの兄弟、オラフがサックスで、


我らがスヌーピーはピアノ担当である。


お客は演奏を聴きながらまったりと楽しむ。

・名店の完成

カワイイ……。何から何まで、すべてがあまりにも可愛すぎやしないか。よく見たらスヌーピーの手がピアノに届いてないし、ウッディに至ってはタイコの上に座ってしまっている。だがしかし、こんなジャズ喫茶に一度でいいから行ってみたい……!

せっかくなのでBGMにジャズをかけてみた。その方がより雰囲気が出そうな気がしたからだ。というわけで、さっそくコルトレーンの『至上の愛』を流したところ……


超絶バカテクバンドみたいになった。


・ラブ・シュプリーム

眠そうな顔をしたオラフから繰り出されるシーツ・オブ・サウンド。笑みを絶やさずフレーズを紡ぐスヌーピーの姿には、故マッコイ・タイナーも真っ青である。こんなキャパで見られるバンドじゃねーぞ! さて、演奏が終わるとカフェの雰囲気はガラリと変わる。


ソファーでくつろぐウッディ。


スヌーピーは好物のルートビアで一人お疲れ会。

・家にいながらジャズ喫茶

すべてが完璧だった『スヌーピー リトルジャズカフェ』。眺めているとマッハで日が暮れるので、家にこもるには最適のアイテムである。たしかに外に出掛けるのは楽しいけど、家の中でできる楽しいこともまだまだ たくさんあるよ! とりあえずみんな、自宅にジャズ喫茶開こうぜ。

参考リンク:Amazon「SNOOPY’S Little Jazz Cafe」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼ラインナップをご紹介。①ピアノプレイヤー

▼②リズムはまかせて

▼③サックスプレイヤー

▼④くつろぎながらダーツ

▼⑤ルートビアで乾杯!

▼⑥カウンターで一杯

▼⑦こだわりのレコード

▼⑧チェロの音色を聴きながら

▼細部まで作り込まれている。

▼先住スヌと記念撮影。