新型コロナウイルスの感染者が日に日に多くなっていく日本列島。特に東京都は小池知事の外出自粛要請が出て以来、感染者数が急増している。あれ以降、仕事をテレワークに切り替え、外出を自粛している人も多いことかと思うが、実際に街はどうなっているのか? 今回は若者の街「原宿」の現在の様子をお届けしたい。

・若者の街、原宿

古くから “若者の街” として知られる東京は原宿。特にファッションは流行の発信地とされ、普段は道行く人も個性的なファッションに身を包んでいることが多い。同じく “若者の街” として知られる渋谷と比べた場合、若年層が多いことも原宿の特徴だ。


特に原宿のメインストリート「竹下通り」は、平日でも人がごった返しており、普通に歩くことさえままならないケースがほとんど。一部には「若者が外出を控えていない」との報道もあるが、本当に原宿は普段と変わらない様子なのだろうか?

・竹下通りを覗いてみると…

2020年4月初旬、平日のお昼頃に原宿駅に降り立ってみたところ、駅前はやはり人が少ない。もちろん人がいないワケではないものの、普段のにぎやかな原宿とはまるで違う、落ち着いた原宿の姿がそこにはあった。特に学生を中心とする若年層の姿は皆無に近い。

さらに竹下通りに歩みを進めると、こちらも普段の様子とは違って人が少なかった。先述の通り、普通に歩くことさえ困難ないつもの竹下通りと比べると、その違いは一目瞭然。こんなにすっからかんな竹下通りは記憶にない。

もちろん、人もいるにはいるが、ショッピングを楽しんでいる気配はなく、ただ目的地に向けて道を歩いている……と言った感じである。逆に多くの店は営業を続けており、シャッターを下ろしている店はわずかにある程度。そのアンバランスさが、より奇妙な光景を生んでいた。


竹下通り沿いの店をザっと見た限り、店内に客らしき姿はほぼなく、ラフォーレ原宿の中にいた人の9割以上は店員さんである。結論として、若者は想像以上に外出を自粛していた。若者は、想像以上に、外出を、自粛している。

・買い物客はほぼ皆無

なお、竹下通りにいた黒人の客引きに「人は少ない?」と声を掛けたところ、以下のように勢いよく答えてくれた。


「スクナイヨ! スクナイデショ!? タイヘンダヨ! オニイサン、シゴト? オレモ シゴト。オタガイ ガンバリマショーーー!!」


というわけで、少なくとも2020年4月3日、お昼の原宿に若者はほとんどいなかったことをお伝えする。都内の学校が休校になっていることを考えると、これから若者が急増する可能性は高くあるまい。繰り返しになるが、若者は想像以上に外出を自粛していた。

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.