
世界が新型コロナウイルスの脅威にさらされるなか、的確な対応策を打ち出し感染制御の効果をあげている台湾。その立役者の1人として注目されているのが、台湾のデジタル担当大臣 オードリー・タン(唐鳳)氏だ。
IQ180とも言われる天才プログラマーでもあるタン氏は、マスクの在庫が一目でわかるアプリを爆速で開発、台湾のマスク不足による混乱を防いだ。さらに東京都の「新型コロナウイルス感染症対策サイト」の修正にも参加し、日本でも話題になったことは記憶に新しい。
そのタン氏が、日本に向けてある情報を発信した。日本語による「使い捨てマスクの再利用法」が公開されたのだ。その丁寧でちょっとお茶目な解説が話題を呼んでいる。
・天才IT大臣による「使い捨てマスクの再利用法」
日本語による「使い捨てマスクの再利用法」がTwitterで公開されたのは、2020年4月1日のことだ。翻訳、吹き替えはタン氏の同僚によるものだというが、タン氏の映像内でのお茶目な姿は、疲れた気持ちをほっこりさせてくれる。
さて、再利用法の詳細は、Twitterに投稿された動画で確認できるが、手順をザックリ説明すると……
・使用するのはキッチン家電「電鍋(電気鍋)」
↓
・鍋の底に蒸し網をしいて底上げし、内がまをセット。
↓
・内がまにマスクをおいてフタをする。この際、水を入れずに8分加熱。
というものだ。注意点として、
「この方法が使えるのは、破損していなくて汚れてもいない、室外または感染リスクの低い場所で使用されたサージカルマスクのみです。また、本消毒法は 3~5 回が限界です(Twitterより引用)」
とあるが、基本的に放置でOKなので、めちゃめちゃ簡単だと言える。電鍋がない場合は、IH鍋でも代用できるようだが、その際は鍋の中の蒸気の温度を110℃ぐらいに保つ必要があるという。
・エビデンスは?
これが本当なら、マスク不足にあえぐ日本にとって大朗報だ。しかし一見、マスクを温めただけに見えるのだが、本当に殺菌できているのだろうか? またマスクの効果が落ちていないかも気になる。この方法が有効であるというエビデンスはどこにあるのだろう?
それについては、台湾の厚生労働省にあたる衛生福利部が実験済みだという。台湾メディアによると、マスクの無水加熱は簡易的な乾熱滅菌法にあたるとのこと。
またマスクの耐久性については、実験の結果、花粉などの比較的大きな粒子のろ過率を示す「BFE」は加熱後も99%以上維持。ただ、より小さな粒子のろ過効率を示す「PFE」は1.3%~14.2%ほど落ちてくるという。
加熱すればするほどPFEが落ちて来るため、マスクの乾熱による再利用は3~5回が限界とのことだった。
・実際に試してみた!
そう聞いたら試してみたい! ちょうど家に大同電鍋を持っているので、実際にやってみたところ……
再利用マスクの使用感の良さは想像以上だ! 滅菌できているかどうかは目で見てもわからないが、一定時間使うとどうしてもついてしまうニオイがすっかり取れている。しかも生地がパリッとして、気持ちよく再利用できたのだった。
体感としては良かったが、日本のメーカーではサージカルマスクの再利用は推奨していない。ただここまで深刻なマスク不足になってくると、やはり再利用は考慮せざるを得ないだろう。タン氏が紹介した方法は、そんなときのために頭の隅に置いておいてもいいかもしれない。
そして、何よりタン氏のこのような有益な情報を自分たちだけのものにせず各国に発信してくれる姿勢に感動だ。各国様々な立場があるとは思うが、いまはそんなことを言っている場合ではない。やはり感染症との戦いは世界が一丸となって取り組んでいくべきではないだろうか。
参照元:Twitter @audreyt、中央通訊社、自由時報(中国語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼こちらがそのツイート。ネットユーザーからの質問に対する丁寧な回答にも注目だ
💁 同僚の @urakagi が翻訳と吹き替えを担当してくれました。日本の皆さんのお役に立てれば幸いです。
ℹ️ 注意:この方法が使えるのは、破損していなくて汚れてもいない、室外または感染リスクの低い場所で使用されたサージカルマスクのみです。また、本消毒法は 3~5 回が限界です。 pic.twitter.com/HIVVvZEErB
— Audrey Tang 唐鳳 (@audreyt) April 1, 2020
▼YouTube版
沢井メグ






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