ここ数年ですっかり定着したコンビニの淹れたてコーヒー。おそらくみなさんもセブン、ローソン、ファミマ……と、それぞれお気に入りの一杯があることだろう。私、P.K.サンジュンが毎朝欠かさず飲んでいるのが「セブンイレブン」のコーヒーである。

2019年12月4日、そのセブンイレブンから初となるスペシャルコーヒー『高級キリマンジャロブレンド』が登場した。これまでローソン及びファミマでは同様のコーヒーが発売されてきたが、絶対王者のコーヒーとはどんなものなのだろうか? さっそく試してみたのでご報告したい。

・10円高い

セブンイレブンの新コーヒー『高級キリマンジャロブレンド』は、その名の通りキリマンジャロ豆を使用した特別な一杯である。価格はレギュラーサイズが110円、Lサイズが160円だから、いつものブレンドコーヒーよりも10円高い

公式ホームページによれば「イタリアンローストと呼ばれる深煎り焙煎ならではの力強いコクと香りがありながら、すっきりとしたキレのある後味が特徴」とのことだから、セブンとしては相当な自信があるのだろう。果たして、たった10円の差でそこまでの違いが出るものなのだろうか?

・飲んでみた

冒頭でもお伝えした通り、“ほぼ” ではなく毎日セブンのコーヒーを飲んでいる私的に、今回のジャッジは相当自信がある。結論から申し上げると、両方を飲み比べてみた結果、


「キリマンジャロはあり」


……と評価したい。

いつものブレンドコーヒーと最も違うのは「苦み」で、明らかにキリマンジャロの方が苦く、濃く、そして深い。ただコゲっぽい苦さではないので、そこまで苦手な人もいないのではなかろうか。

一方でこの苦さと濃さに慣れてしまうと、通常のブレンドコーヒーに戻れなくなる危うさも感じた。おそらくキリマンジャロを飲み続けていると、ブレンドコーヒーを薄く感じてしまうハズだ。10円の価格差はイイとしても、突然の終売などになったら “キリマンジャロ難民” になりかねない。

・たまにがいいかも

結論としては「キリマンジャロは美味しいコーヒーだけど、たまに飲むくらいがいいかもね!」ということになる。現在のところキリマンジャロは期間限定商品とはなっていないが、コーヒー豆は自然の産物だということを忘れてはならない。

というわけで、セブン初のスペシャルコーヒー『高級キリマンジャロブレンド』はいつものブレンドコーヒーと全く違う味わいであった。たった10円でこれほど違うなら、かなり良心的な価格設定ではなかろうか? それだけに飲み慣れちゃうと危険だぞ☆

参照元:セブンイレブン
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼いつもよりかなり苦いから、逆になれると危険だと思うよ!