高速道路のSA・PA(サービスエリア・パーキングエリア)は、ただの休憩所ではない。地域の特色を生かした「グルメ」や「土産」に出会えるテーマパークである。ドライブ中に「次のSAは、施設が充実してそうだから休憩するか」と予想するのも楽しみの1つだ。

この前は、常磐自動車道を走行中に、ナビに表示された「友部SA(下り)」がなかなか良さそうなオーラを漂わせていた。腹も減ったし小休憩したい……ということで、サクッと立ち寄ってみたところ、どんでもないバケモノグルメが待ち構えていたのである!

・炙り焼 丼・どん

予想どおり、友部SAはレストラン・土産コーナーはもちろん、ガソリンスタンドもスタバもある “良い感じ” のサービスエリアだった。シックな外観は「武家屋敷」をイメージしているらしい。よしよし……それでは、空腹を満たすためにフードコートへGO!

その直後だ。フードコートに入ってスグに、おそろしいオブジェが目に飛び込んできた。「炙り焼 丼・どん」のカウンターにある超特大どんぶり……「実物とは異なります」とは一応書いてあるものの、衝撃的なデカさである。挑戦者続出のデカ盛りグルメなのだとか。

・とん丼 筑波山

商品名は「とん丼 筑波山(1700円)」。茨城県のシンボルである筑波山をイメージした総重量約1キロのどんぶりだ。並盛が肉6枚なのに対し、筑波山は肉16枚とのこと……あとは実物を見て確認すればいいだろう。つまり、もう「食べる」と決めた。食券購入ゥゥゥ!

約10分後、モニター画面に「食券番号」が表示された。完成である。カウンターで料理をササッと受け取り、目立たない席を確保。あらためて実物を見てみると……


デ、デケェェェ……

さすがにオブジェほどの迫力は無いが、豚バラ肉が高くそびえる姿は筑波山そのもの。それにしても、小休憩レベルで立ち寄ったサービスエリアで、こんなバケモノと一戦交えることができるとはな……。

・金賞どんぶり

さっそく食べてみたところ……う、うっめぇぇぇ~~! 県内でも名産地として知られる行方市(なめがたし)の豚肉を、焼きたてで豪快に「どんぶり飯」でガツガツできる! 網焼きで焦げている部分は香ばしく、甘口タレとのコンビネーションで食欲は最大限まで引き出されますぅぅぅ。

──と思ったのは、豚肉9枚目くらいまでだ。いくら空腹でも16枚はちょっと……おそらく大盛(肉8枚)にしておけば、満足度はMAXだっただろう。中盤からは完全に修行モード。無表情でパクリ、パクリ。いやもう、筑波山デカ過ぎィィイイイイイーー!!

ちなみに「炙り焼 丼・どん」は、第3回全国丼グランプリの「メガ盛り丼部門」で金賞を受賞したらしい。食後はマジで1歩も歩けないレベルで満腹になったぞ。ただ、サービスエリアの金賞グルメ、レア度が高くて良かったと思う。

とにかく、友部SA(下り)には筑波山がある。デカ盛りグルメが好きな方は、ぜひ覚えておいてほしい。小休憩をするはずが、食後さらに休憩することになるとは……おそるべし筑波山。次回は絶対に「並盛を注文する」と決めて、サービスエリアを出発した。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

名称 炙り焼 丼・どん
住所 茨城県笠間市長兎路1051-3 常磐自動車道下り線友部SA内
時間 7:00~22:00
休日 年中無休

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼筑波山のボリューム

▼1歩も動けません