どうも、みなさんこんにちは、ロケットニュース24のP.K.サンジュンです。つい先日、2歳の娘と初めて「プリキュアショー」に行ってきました。プリキュア歴は約半年、好きなプリキュアは、夜空に光る神秘の月明かり “キュアセレーネ” です。

さて──。私と娘が出かけたのは、2019年8月25日まで池袋のサンシャインシティで開催されている『スター☆トゥインクルプリキュア おほしSUMMERバケーション』というイベントなんですが、噂の “大きなお友達” もいましたよ、ええ。というか、本当にいるんですね……。

・大きなお友達って?

みなさんは「大きなお友達」を知っていますか? まあ、簡単に説明すると大人のファンのことですね。そもそもプリキュアは女の子をターゲットにしたテレビアニメで、2004年から続く大ヒットシリーズです。

私も娘が興味を持つまでは知らなかったんですが、セーラームーンと違ってプリキュアは定期的に新シリーズが始まるんですね。わかりやすく説明すると、ずっと1号ではなく、2号・V3・ストロンガー……と続いていく「仮面ライダー形式」を採用しているようです。


さてさて、ここ数カ月は、毎週必ずプリキュアを観ていますが、人気の理由がよくわかります。これは子供向きという意味ではなく “大人に” という意味で。プリキュアたちが時に悩みながらも友情と強い思いで強敵に立ち向かっていくワケですから、ある意味では王道ストーリーなのでしょう。

しかも登場するのは、それぞれ顔も性格もタイプの違った美少女ばかり。このご時世、美少女系の漫画やアニメが好きな人は大勢いますから、プリキュアのことが大好きな大きなお友達がいても不思議ではありません。なんなら、プリキュアは “主流” なのではないでしょうか?

・大きなお友達が……いた

ただ、実際にプリキュアショーで「大きなお友達」を目にした感想を単刀直入に申し上げますね。


「なんか、こえーよ」


……これに尽きます。いや、普段は何とも思わないんです。むしろ心の中でエールを送りたいくらいなんです。ただ、大勢の子供と親がプリキュアショーを見守る中、無邪気にステージ前方でハシャぐ大きなお友達はやっぱりこえース。無いんでしょうけど「子供に何かされたらどうしよう?」と危機意識が働いてしまいました。


この日、会場内に大きなお友達の姿はチラホラ見かけられましたが、ショーが行われるステージ前で陣取っていたのは1組だけ。あとの大きなお友達は立ち見でショーを見物していたようです。まさにファンの鏡と言うべきか、素晴らしい判断だと思いましたよね。

ショーの後の握手会に参加するにしても、ほとんどの大きなお友達たちは子供たちが並びきった最後尾で静かに並んでいました。噂では今年からショーの撮影が禁止になった影響で、ステージ前から大きなお友達の姿が消えたようですが、現場に大きな混乱はなかったと思います。

……んが、ステージ前方でハシャぐ大きなお友達はやっぱり目立っていましたし、ぎゅうぎゅうのステージ周辺でもその周辺だけはややスペースがあったことは事実。自分1人なら何とも思いませんが、娘がいるとやっぱり怖いス。万が一を想定してしまい、変に心が疲れました。


・やや複雑な心境に

正論なら「迷惑をかけていない以上、誰が何をどう楽しむのも自由」となるんでしょうが、なかなかそう割り切れないのが実際のところ。この記事では、以下のことを覚えて帰っていただけたらと思います。


「ほとんどの大きなお友達が気を使ってショーを観てたよ! ただステージ前方でハシャぐ大きなお友達はちょっと怖かったよ!!」


参考リンク:スター☆トゥインクルプリキュア おほしSUMMERバケーション
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼人ごみで体も鬼ほど疲れました。あと、入場料以外にもかなり散財しました。プリキュアビジネス、おそるべし。