思った以上にヤバイことになっている。昨日2019年7月29日に東甲信地方が梅雨明けし、本日7月30日には東北地方の南部で「梅雨明けしたとみられる」と気象庁が発表。いよいよ本格的に夏が始まると多くの人が予感したはずだ。しかし、まさかこれ程とは……。

夏が始まるどころか、一気に灼熱の猛暑に包まれてしまった今日の日本列島。ウェザーニュースによると、岐阜県多治見では37.1度という尋常ではない気温が観測されたという。あまりの暑さに震えるしかないが、残念ながら今後1週間の天気予報を見る限り、この地獄はまだまだ終わりそうにない。

・猛烈な暑さ

本日7月30日は広い範囲で厳しい暑さが続いた。が、それもそのはず。気象庁の発表によると、今日は全国776地点で30度以上の真夏日を観測。さらに88地点で35度以上の猛暑日を観測したというのだ(17時時点)。いきなりアクセル全開である。

恐ろしいのは、この暑さが今日だけのものではないということだろう。ウェザーニュースによれば、明日31日以降も夏の高気圧が強い勢力を維持し、今週いっぱいは全国各地で35度前後の猛暑が継続するそうだ。マ、マジかよ……。

・予想気温がヤバイ

信じたくない一心で気象庁発表の週間天気予報を見てみたところ、目を疑うような事態となっていたためお伝えしたい。なんと、最高気温が37度と予想される地域が全国的に続出しているのである(17時時点)。

今後1週間のうちに37度の日があると予想されているのは、福島、岐阜、愛知、京都、岡山、そして熊本だ。特に熊本の場合、「え、どういうこと?」と素でツッコミたくなるような異常事態になっているぞ。以下に明日からの予想最高気温を書き出してみよう。


7月31日:35度
8月1日:35度
8月2日:37度
8月3日:37度
8月4日:37度
8月5日:37度
8月6日:37度


──え、マジでどういうこと……? 特にヤバイのが8月2日以降だ。そこには、にわかには信じられないような異様な数字が並んでいる。もちろん予報が変わる可能性もあるにはあるが、普通じゃない暑さになることは避けられないのではないか。熊本にお住まいの方は最悪の事態も想定し、くれぐれも注意していただきたい。

・万全の対策を

すでに報じられているように、熱中症による死者が出てしまっている状況だ。何度でも言うが決して無理せず、水分補給や外出を控えるといった暑さ対策を各自徹底しよう。健康以上に大事なことなどないのだから。

参照元:気象庁ウェザーニュース
執筆:お天気観測者・あひるねこ