『君の名は。』の新海誠監督による最新作『天気の子』が2019年7月19日、全国の劇場で公開された。世間からの注目度や予想される興行収入など、あらゆる点で今年を代表する作品であることは間違いないだろう。

さて、私(あひるねこ)も先週末、本作を見に映画館まで行ってきたのだが、そこで一つ確信したことがある。もったいぶらずに言ってしまおう。『天気の子』を見るなら、映画館は東京「TOHOシネマズ新宿」がベストだッ! 以下で理由をお伝えしたい。

・ここで見よ!

359の劇場で公開されている『天気の子』(2019年7月22日時点)。新宿だけでも3つの映画館で上映されているが、その中でなぜ「TOHOシネマズ新宿」を挙げたか? これは別に各劇場の設備や音響、スクリーンなどの問題ではない。

内容的なネタバレにはならないので書いてしまうと、単純な話だが、作中に「TOHOシネマズ新宿」がある新宿歌舞伎町が何度も登場するからである。それどころか、「TOHOシネマズ新宿」そのものが出てくるのだ! あなたが入ってきた入口付近を主人公の帆高が走り抜けていくわけで、さすがにこれにはニヤリとしてしまうはず。

・絶対オススメ

『君の名は。』を見てもらえば分かると思うが、新海作品の背景の緻密さは尋常ではない。アニメなのに、時として現実を超えたリアリティを持ってしまうという圧倒的な矛盾。それを可能にしているのが、あの背景美術だ。

本作には新海作品ではおなじみの新宿の街がふんだんに登場する。特に「TOHOシネマズ新宿」で鑑賞していると、劇場に辿り着くまでに見た風景がいくつも流れていくことに気付くだろう。次第に作品世界と自分がいる現実世界との境界線が溶けるように消え、どこかでリンクするかのような奇妙な感覚を味わえるはずである。

このようなディープな楽しみ方をできる映画館が、「TOHOシネマズ新宿」ではないかと私は考える。他にも帆高が職質を受けたラーメン屋の前や、陽菜と最初に出会うマクドナルドなど、劇場から歩いてすぐの場所が多数登場するぞ。「ここ、さっき通った……!」となること間違いなし。

・代々木もマスト

鑑賞後は代々木まで移動し、作品のカギを握る代々木会館を眺めて帰るのがベストなコースだろう。聞くところによると、代々木会館は2019年8月から解体工事が始まるそうなので、聖地巡礼は急いだ方が良さそうだ。もちろんその際は、節度ある行動をお願いしたい。

以上、あくまで私の個人的な主張ではあるが、すでに「TOHOシネマズ新宿」で同作をご覧になった方なら、多少なりとも共感していただけるのではないかと思う。この記事が劇場選びの参考になれば幸いだ。それでは、良い時間を……。

参考リンク:天気の子
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.