2021年1月8日朝8時、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Ｑ EVANGELION:3.333』の上映一時見合わせが公式サイトで発表された。これは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Ｑ』のIMAX版で、本日1月8日からの上映が予定されていたものだ。

・理由

政府が緊急事態宣言を再発令したこのタイミングでの上映一時見合わせ。この情報を見た時、私（中澤）は、それを受けてのことかと思ったのだが、公式サイトのお知らせに書かれた理由は全く別だった。以下に内容を引用したい。

「本日1月8日（金）から公開を予定しておりました『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Ｑ EVANGELION:3.333』のIMAX®上映素材において、株式会社カラーの納品した映像、音声素材に対し、IMAX®仕様への仕上げ作業をおこなった際、IMAX®社作業過程において一部音声トラックの未反映による重大な作業不備が発覚したため本来あるべき作品としてお客様へご鑑賞いただくことができない事態が判明いたしました。

ついては本日1月8日（金）からの上映を一時見合わせることとなり、上映を楽しみにお待ち頂いていた皆様には誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます（以下省略）」（公式サイトお知らせより引用）

──超簡単に言うと、作業不備で音が出ないところがあったと。こんなことってあるんですね。タイミングがタイミングだけに勘違いした人も多いかもしれない。ちなみに、本作については「上映の目処が立ちましたら、改めてお知らせを致します」とアナウンスされている。詳細は公式サイトのお知らせでご確認いただけると幸いだ。

・『シン・エヴァンゲリオン劇場版』について

なお、本日は、1月23日公開予定の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のグッズ先行販売開始日でもある。TOHOシネマズに行ってみたところ、こちらについては普通に販売開始されていた。

ただし、話題になっている「初号機腕型ドリンクホルダー」については、TOHOシネマズでの取り扱いはないそうだ。確かに、公式サイトでも販売は「全国の上映予定劇場(一部を除く)」と書かれているが、まさかTOHOシネマズがやってないとは。これが欲しい方は、一度映画館に問い合わせた方が良いかもしれない。

タイミングがタイミングだけにドキッとしたが、現状、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』については予定通りの様子。緊急事態に見舞われがちなエヴァンゲリオンだが、無事終わることができるのか。状況を見守りたい。

参照元：『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Ｑ EVANGELION:3.333』上映一時見合わせのお知らせ
執筆：中澤星児
Photo：Rocketnews24.