なんでも、皮が剥(む)けまくる商品らしい。もちろん個人差はある。体質的に合わない人もいる。だから全員が剥けるとは限らないのだが、剥ける人は面白いように剥ける……と聞いて、私の中に眠っている “何か” に火がついた。

それは一種の憧れ。「皮をズルズルに剥いてみたい」という夢。しかし、「自分には無理」と諦めていたことでもある。それが、今回紹介する商品『削らない角質ケア ベビーフット』で現実になるかもしれないと思ったのである。というのも……

カチカチな “かかと” に、私は長年悩まされてきたからだ。


これの何が困るって、硬いと皮膚がパックリ切れやすくなることだ。それがまた地味に痛い。しかもサンダルを履いていたら、さらに切れやすくなる。


冬でもサンダルで通勤している私としては何とかしたい。カチカチの皮膚をヤワヤワにしたい。その第一歩として、石灰岩のようになった “かかと” の皮膚を剥がさねば……と思っている時に見つけたのが、『削らない角質ケア ベビーフット』だった。


結構前に出た商品だから知っている人は少なくないだろうが、知らない人のためにザックリと説明するならば……商品を履いて(液に足をつけて)数十分待ち、洗い流して数日待ったら、皮(古い角質)がポロポロ取れて足がキレイになりますよ的な感じだ。楽な上に、痛みも無いらしい。

“カチカチかかと” に悩む私にとっては、「もっと早く試したかった商品」と言える。ただし、本当に効果があるのかはやってみるまでわからない。なにせ私の “かかと” は、自分でも嫌になるほどカチカチなのだから。この商品を使うだけで変わるかどうかは疑問だ。

まぁとにかく買ってみるか。2000円弱のお金を払って家に持ち帰り、すぐさま商品を開封。説明書を読みながら試したところ…‥


・結論

手っ取り早く結論を言ってしまおう。私が試したところ、皮が剥けまくった。岸壁にくっついている貝のようだった “かかと” の皮膚が、不思議なほどに剥けまくった。あまりにも皮がボロボロと取れるので、気持ち悪くなるほどだった。ただし、そのおかげで、“かかと” のカチカチが大幅に改善されたような気がする。


「元々そういう商品じゃん」と言われてしまえばその通りだが、剥け初めの衝撃は経験者じゃなければ分からないのではないか。あのときの「キターーーーーーーー」という感覚。しかも、“それ” は急にやってくる。

私の例で恐縮だが、“初剥け” は商品を使用してから4日後だった。3日目までは全く剥けず、なんなら「不良品を掴んでしまったか?」とさえ思っていたのだが……4日目の風呂上がりに足を見ると、砂漠のようだった “かかと” が、荒れた湿地のようになっていた。

その湿地に漂う浮遊物のような皮をめくると、簡単にペロッ。また別の皮をめくると、ペロッ。もう1つめくると、またしてもペロッペロッ……ペロッ……ペロッ……。


……


……



「自然に皮が剥けている!」


自分が「一生口にすることは無い」と思っていた言葉だというのは置いておいて、そのようなペロペロが何度も続いた結果、私の足は一時的に閲覧注意な状態になってしまったのだ。

ただし、先述のように効果には個人差がある。全員が私のように剥けまくるとは限らない。また、そもそも商品が合わない人もいるから、試してみたい人は事前に使用上の注意をしっかり確認するようにしてくれ。

参考リンク:『削らない角質ケア ベビーフット
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼やり方は簡単。簡単に説明すると、パッチテストで安全だと分かったら「清潔な状態で商品を履く → 60分(※商品によって異なる)待つ → シャワーで洗い流す」という感じだ

▼使用する前に、説明書をしっかり読もう。

▼ちなみに、うまく行かなければリトライ制度があるらしい

▼ビフォー・アフター的にはこんな感じ。

▼なお、ここから下には皮ズル剥けの閲覧注意画像をモザイク無しで掲載している。見たい人だけスクロールしてくれ

▼一時は「ギャーーーーー」となったけど、なんとかキレイになりました。