群雄割拠のコンビニの中でも頭一つ抜けた存在のセブンイレブン。先日こそ7pay(セブンペイ)の不正アクセス問題で下手こいたが、オリジナルブランドの優秀さは誰もが認めるところだろう。そしてその中でも最上級のブランドが「セブンプレミアムゴールド(以下セプゴ)」だ。

上質な原料をこだわりの技術で仕上げる──つまり最強な訳だが、2019年7月9日からセプゴは新たな食品を冷食界にぶっこんできた。知る人ぞ知る千葉県松戸市の有名店「とみ田つけめん」とコラボしたものがそう。当編集部にサンプルが送られてきたので食べてみたら、まさか冷食でこんな作り方するなんて!!

・麺とスープを別々に調理

まずはスペックからお伝えしておくと、セプゴ&とみ田のコラボつけ麺は内容量420g。近年人気が上昇している魚介豚骨で、茹でた中華麺を使用しているようだ。

袋から中身を取り出すと、カチコチに凍ったスープとこれまたカチコチの具付き麺が入っていた。ともに電子レンジで調理する必要があって、別々はちょっと面倒だなぁ……と思うところだが、クオリティーを上げるためには通らなければいけない道なのだろう。

・袋のまま水切り可

さて、それでは冷食らしくササッと作ってみるとしよう。最初に具付き麺から解凍したのだが、ここに思わぬ仕掛けが施されていた。なんと袋に小さな穴がポツポツと空いていて、そこから麺を冷やして「水切りザル」として使用できるのだ。

上部は指定された線に沿って破るだけ。ハサミなどを使用と書いてあったものの、手でも難なく破ることができた。んで、せっかくなので、即席の水切りザルで麺を水道水を使って冷やしてみると……おっ、おっ、おおっ!

おっおっおっ( ^ω^)

おほほほっ〜(^ω^≡^ω^)

てな感じで、個人的に初の作り方だったので楽しく完成! このところ、つけ麺の冷凍食品を食べていないことで斬新に感じたが、まさかそのまま水切りまでできるなんて……ありそうでないアイデアに驚き、桃の木、山椒の木!!

・まるで店で食べているかのような味

スープの味は濃厚な魚介豚骨で、プリンッとした太めの縮れ麺との相性よし。別々で調理したからか、まるで店で食べているかのよう。このあたりのクオリティーはさすがセブン、そして有名店の「とみ田」といったところか。スープを加熱するだけで食べられて好印象だし、麺にもコシがあって満足度も高かった。

ちなみに同商品は、全国のセブンイレブンやイトーヨーカドー、ヨークマートで順次発売(千葉県から販売開始)していくとのことだ。値段は税別398円。冷凍食品でちょっと贅沢なつけ麺を食べたいなァ〜という時にイイかもしれない。

参考リンク:セブンプレミアムゴールド「とみ田つけめん」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.