本日2019年6月12日に発売となった「週刊少年マガジン」最新号で、とある人気漫画の作者が何やら怒りのコメントを発表していると物議を醸している。具体的な名称は伏せられているが、どうやら盗作? を訴えているようだ。

コメントを発表したのは、現在『炎炎ノ消防隊(えんえんのしょうぼうたい)』を連載中の人気作家・大久保篤先生。待ちに待ったアニメの放送を来月に控え、まさに絶好調のように見える同作だが……。一体何があったというのか?

・コメントが物議

名作『ソウルイーター』で知られる漫画家・大久保篤先生が、2015年に連載を開始した『炎炎ノ消防隊』は、現在単行本16巻まで刊行されている。人気漫画の証であるアニメ化も実現し、名実ともにマガジンを代表する作品の一つになったと言えるだろう。

さて、話題になっているのは本日発売の週刊少年マガジン28号である。巻末の目次ページにおける、大久保先生のコメントに注目が集まっているようだ。果たしてそこに何と書かれているのか? さっそくページをめくってみると……。


連載前の内容を知り合いでも話すのはやめておこう。どこで盗られるかわかったもんじゃない。


・盗作された?

なるほど、落ち着いたトーンではあるものの、かなりお怒り気味なのが文面からも見てとれる。ハッキリ “盗作” とは書かれていないが、「連載前の内容」「盗られる」というワードから、それに近い被害を受けたと大久保先生は感じているようだ。

誰に、どの作品を、どのように「盗られた」のか? ネットでは様々な憶測が飛び交っているが、コメントに具体的な名称等が一切書かれていないため、その真相は現時点では不明である。引き続き、今後の動向を見守りたいと思う。


──最後に話は変わるが、漫画『ゲットバッカーズ -奪還屋-』のアシスタントとして巻末ページに登場していた大久保先生が、ここまでの人気作家になるなんて感無量です。『炎炎ノ消防隊』はもちろん、これからも素晴らしい作品をお待ちしております。いちファンより。

執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.