2019年9月19日に発売された週刊少年チャンピオン42号を手にし、思わず「オイオイオイ」と呟いてしまったのは私(あひるねこ)だけではないだろう。その表紙にはなんと、「板垣恵介 × 板垣巴留 超絶漫画対談」と書かれているのだ。マ、マジかよ……!
同誌で『バキ道』を連載中の板垣恵介先生と、『BEASTARS』を連載中の板垣巴留先生は、実は親子なのではないか? これは『BEASTARS』連載当初から噂されていることである。その両者が、誌上でついに対談する日が来るなんて……。オイオイオイ、死ぬわアイツ。
・ついに解禁
『刃牙』シリーズの生みの親として、四半世紀に渡りチャンピオンを引っ張り続ける板垣恵介先生。一方、板垣巴留先生による『BEASTARS』は、その独自極まりない世界観で数々の漫画賞を受賞。来月にはテレビアニメの放送も控える人気作だ。
この両者は実は親子である──。先ほどそのように「噂されている」と書いたが、正確に言うと、ファンの多くは二人が親子であろうことはきっと知っているはず。いや、公(おおやけ)にされているワケではないので あくまで噂でしかないのだが、暗黙の了解というやつだ。
だからなんというか、触れてはいけない空気みたいなものを個人的には感じていたのだが、いざ今週号の対談に目を通してみると……。
まさかの「親娘誌上対面」の文字。
・これが初
オイオイオイ、サラッと解禁してるぞ! まあ知ってたけどさ!! 秋田書店の宣伝担当者よれば「この対談で二人の親子関係に関して公式に発表する形になります」とのこと。ほう、ならば今後はいじり放題という認識でよろしいか? いずれにせよ、漫画ファンにとって大きなニュースであることは間違いない。
・ガッツリ語り合う
さて、史上初となる親子対談では、板垣先生が巴留先生の作品を読んだ時に感じたヤバさや、電話で伝えたネームに関する具体的なアドバイス内容。そして、なぜ親子であることを公表してこなかったのか? その理由などが語られているぞ。
個人的には、巴留先生が『刃牙』と『ちゃお』を読んで育ったというエピソードが特に印象的だった。どんな女子だよ。
・最強親子
今やチャンピオンを代表する両作品。それらの作者が、実は親子であるという事実はよく考えるとスゴすぎる。もはや完全に刃牙と勇次郎ではないか。ただそうなると今後、史上最強の親子喧嘩が勃発する可能性もあるわけで、二名のグラップラーの動向に注目が集まる。
参照元:週刊少年チャンピオン
執筆:あひるねこ