本日2017年11月22日に発売となった「週刊少年マガジン」最新号で、何やら不穏なことが起きているらしく話題になっている。しかもそれは、掲載作品の中で起きているのではない。巻末の作者コメントのページで起きているのだという。

なんでも、マガジンの看板漫画『はじめの一歩』の作者である森川ジョージ先生のコメントが、ちょっと普通ではないようなのだ。一体何があったというのか? 気になった私(あひるねこ)は、急いでコンビニに走りマガジンを買ってきた!

・今週のマガジン

話題になっているのは、本日発売の週刊少年マガジン51号だ。ジャンプやサンデーと並び、少年漫画誌の代表的存在であるマガジン。そのマガジンの中でも、屈指の人気と知名度を誇る作品と言えば、『はじめの一歩』は外せないだろう。

・『はじめの一歩』の作者コメントが話題

主人公・幕之内一歩がボクシングと出会い、成長していく姿を描いた『はじめの一歩』は、コミックスが現在119巻まで発売されている超長寿作だ。そして、作者である森川ジョージ先生もまた超ベテランである。なんなく、ドンと落ち着いているイメージがあるのだが……。

私は話題になっている巻末の目次ページをめくってみた。そこには、毎週作者からのコメントが掲載されているのだ。さて、森川先生は何て書いているのか。『はじめの一歩』の欄に目をやると、


「やり返す
イコウフジカワ
覚えとけ」


……え? え? どういうこと? 「イコウフジカワ」なる人物に対し、強い敵意を感じさせるような森川先生のコメント。こいつは穏やかではないな。このコメントは一体どういう意味なのか? 調べてみると、イコウ氏とフジカワ氏は、どちらもマガジンの編集者、または関係者であるようだ。

・ネットの声

両氏と森川先生との間に何があったのかは不明だが、ネットにはこのコメントを読んだ読者からの困惑の声が挙がっている。その一部をご紹介しよう。

「はじめの一歩…..…巻末コメントもアレだね」
「これはいったい何を意味するんだ?」
「本誌の内容も作者コメントどっちも驚愕だよ」
「編集へのあてつけとしか思えん」
「作者の巻末コメント怖えよ……」
「大丈夫かな、ネタである事を祈ります」
「闇が深い」

・真相は不明

ネットでは編集者への恨み言説がささやかれているが、正直これだけでは何とも言えないだろう。見方によっては、例えば麻雀などで負けてしまった後のコメント、という風にも捉えることができる……。この件、あなたならどう思うだろうか? ぜひ今週のマガジンで実際にご確認いただきたい。

ちなみに、『はじめの一歩』の担当編集者が更新しているTwitterアカウントが、

「『はじめの一歩』は、今後も、続きますよ……!」

と投稿していることも併せてお伝えしておこう。

参考リンク:週刊少年マガジン、Twitter @hajimenoippo100
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼『はじめの一歩』の担当編集者が更新しているTwitterアカウント