おそらく、ほとんどの人が “自由の女神” と聞いたら「アメリカの自由の女神像」を思い浮かべるだろう。右手に「たいまつ」を持った自由の女神は、アメリカだけでなく世界の自由を象徴する建造物として多くの人に知られている。だがしかし……。

神奈川県横須賀市にある自由の女神像は、アメリカ以上に自由だ。いわゆる「アメリカの縮小レプリカ」ではなくオリジナル。つまり同じ名前ではあるが全くの別物である。超有名な製作者による、あまりにもフリーダムな女神が横須賀に……! さっそくご覧いただこう。

・横須賀市中央公園

「横須賀の自由の女神像」は、横須賀市中央公園内にある。文化会館、自然・人文博物館と同じ敷地内だ。京急「横須賀中央駅」の西口から歩けば10分ほどで着くだろう。何も知らずに自然・人文博物館に向かっていた記者は、敷地入口で違和感を覚えた……。

もしかしたら、もしかしたら誰かに見られているかもしれない。何やら強烈な視線を感じる。おそるおそる顔を上げてみると……

ガッツポーズをしている女性……

そう、彼女こそ……


自由の女神だったのだ!

マジかよ!

・超有名な製作者の作品だった

まさか横須賀に「自由の女神像」があったとは……全裸の女性が馬に乗って「イエーイ!」はたしかに自由。あまりにも自由だ。力強く駆け抜ける馬も超カッコイイ。女神のバランス感覚がハンパないという感想はさておき、作品からはかなりの名作オーラが漂っている

それもそのはず、記念碑によると、横須賀の自由の女神の製作者は、長崎平和公園の「平和祈念像」を製作した北村西望(せいぼう)先生。

自由の女神は昭和35年の作品で、昭和52年の横須賀市制施行70周年記念の際に、所有者から市が寄贈を受け、中央公園内に台座を設置して像を安置したとのこと。名作中の名作ということだ。

・ヨコスカの女神

ちなみに、記者の知人(横須賀市在住)に話を聞いてみたところ、市内の某ホテル屋上には、地元で有名な「自由の女神像(アメリカのレプリカ)」が立っていて、そちらは “ヨコスカの女神” と呼ばれているらしい。となると、横須賀には自由の女神が2体も……って、マジかよ。

──最後に少し話が脱線してしまったが、とにかく横須賀市には、日本を代表する自由の女神像が存在する。本場・ニューヨークの自由の女神に負けないレベルで自由を主張しているから、興味がある方はぜひチェックしてみてくれ。

・今回ご紹介したスポットの詳細

名称 自由の女神像
住所 神奈川県横須賀市深田台71

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.