最初に。この記事は、ほぼ、ヤマハの3輪スクーター「トリシティ」乗りのために書かれているが、もしかしたら他のスクーターでも応用できるかもしれないので、スクーター乗りの皆さんは最後まで読んだほうがいいぞ!
さて。先述のように私の愛車はマッドマックス仕様に改造されたヤマハのトリシティ125なのだが、このたび、メットインのところにヘルメットホルダーをDIYで追加したので情報共有しておきたい。材料費は432円だ!
まずは「最初からメットインがあるじゃないか!」という声のために、なぜヘルメットホルダーが欲しかったのかを簡単に記しておきたい。
我が愛車のメットインには、いつなんどきタンデムできるよう、常にジェッペルが1つ入っている。満室だ。よって、どこかに買い物に行った時など、どこに「自分がかぶっているヘルメット」を安全に固定しておくのかが問題だった。
とりあえずここ何年かは、サイドミラーにヘルメットをカポっとかぶせたうえで、ハンドルとヘルメットをチェーンロックでつないでおく……というのが私の外出時の駐輪スタイルであった。だが、わりと面倒くさかった。
むかし乗ってたスクーターには、メットインの脇にヘルメットホルダーが付いてたなァ……。そこにメットの輪っか部分を引っ掛けて、メットインを閉じたら、そう簡単には盗まれない。あのシステム、最高だったなァ……。
──そんな記憶がよみがえり、できるだけ安く、加工の技術もないので、できるだけ簡単に、ヘルメットホルダーを自作しようと決意したのである。
なお、ヘルメットホルダーを付ける場所は決めていた。
メットインの脇あたりのネジんとこだ。このネジんとこに、何かフックをつけて……という作戦だ。てな感じで、材料を求めてホームセンターを探し回ったところ……
なんかイイ感じのがあった。商品名は「石膏ボード用マジカルピンフックミニ 2個入り」で、耐荷重は3kg。価格は税込432円だった。
このピンフックの穴とメットイン脇のネジ経が同じだったら加工は不要だが、もし穴が小さくてもテーパーリーマー(※穴を拡大する工具)でゴリゴリと穴径を広げるつもりだった。しかし、いざ、あわせてみたら……
ピッタリ!
こんなにピッタリで良いのかってくらいのぴったしカンカンっぷりであり、なんならヘルメットホルダー用に作られたのではないかってくらいのジャストサイズだ。んで……
取り付けて……
シートに干渉しないよう、ラジオペンチでクイっと曲げたら……
\(^O^)/ できた \(^O^)/
\(^O^)/ バッチリ! \(^O^)/
シートを閉めても……
\(^O^)/ 問題なし!! \(^O^)/
もう1つフックがあるので、調子に乗って逆サイドにも付けてみたが……
\(^O^)/ できた!\(^O^)/
\(^O^)/ バッチリ!\(^O^)/
\(^O^)/ 完璧でござる! \(^O^)/
\(^O^)/ ダブルでござる \(^O^)/
たった432円とドライバーとラジオペンチだけで、2つもヘルメットホルダーが増えちゃった〜!! もちろん素人工作なので仕上がり具合は良くないが、どうせ見えないところだし、これで良いかな〜と思っている。なお、作業時間は5分ていどだ。大満足!!
参考リンク:東急ハンズ「マジカルピンフック ミニ」、ヤマハトリシティ125
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.