テレビを壁掛けにしたいけど、壁が薄い「石膏(せっこう)ボード」だから二の足を踏んでいる人は多いだろう。壁をノックして「トントン」と響く壁であり、画鋲くらいならなんとかなるが、釘やネジを打ち込むとグラグラしちゃう壁である。

当の私(羽鳥)の部屋の壁も、まさしく石膏ボードの壁であり、「壁掛けテレビ」は夢のまた夢……とあきらめていたのだが、とある日、はたと思いついた。『石こうクギ』なるアイテムで固定したらなんとかなるのでは……と。さっそくやってみた!

・なぜ「アンカー」を使わないのか

石膏ボードの壁に壁掛けテレビ用の金具を固定するには、基本的には「アンカー」なるアイテムを使う。様々なタイプが存在するが、どれも構造としては……

壁にやや大きな穴をあける → アンカーを差し込む → 壁の奥でアンカーが「ブワッ」と広がる → 固定される

といった仕組みになっている。弱点はすばり、「わりと大きな穴をあける」ということ。賃貸の物件などでは、ちょっと「やっちまったな」的な大きさの穴である。そこで私が思いついたのが、穴の跡が目立たない『石こうクギ』を使う方法だ。

・『石こうクギ』とは?

あまり聞き慣れない『石こうクギ』なる単語であるが、実は、みなさんも一度は見たり使ったりしたことがあるかもしれない。基本的には「壁用のフック」として売られており、ネジやクギの代わりに「針みたいな細クギを3本使うヤツ」のこと。

ボタンのような部品の中央部には、3つの穴が空いている。針のようなクギを入れてみると、それぞれ「侵入角度」が違うことがわかる。この方向違いのクギが3本あることにより、わりと重い荷物を引っ掛けても耐えうる構造になっているのだ。

・総費用は約3500円

さて、そんなこんなで用意したのが、WAKI(和気産業)なるメーカーの『Jフックシングル』という商品だ。徳用11セット入りで、Amazon価格は1487円。

壁掛け用の金具もAmazonで購入。角度調節可能の商品で、価格は1900円だった。

あとやるべきことは、いたって普通。説明書通りに金具を組み立て、テレビに仮付け。ヨイショと壁にあてがいながら……

「ここだな」という場所に養生テープで仮止めした。一人で作業を行う場合、この仮止めの工程が一番キツい。

そして、ホームセンターで100円くらいで購入した適当なワッシャーを『石こうクギ』にくぐらせてから……プシュッ、プシュッと固定していった。

ポイントは、上記の通り「ワッシャー」を使うこと。壁掛け用の金具にもよるが、そのままだと「金具側のネジ穴が大きすぎて、石こうクギがすり抜けてしまう」ので、やや大きめのワッシャーを駆使して合計10ポイント、固定してみた。

・作業音もナシよ〜!

ちなみにこの『石こうクギ』、基本的に「カナヅチ」は使わなくても良い。硬化などの「硬いモノ」で釘の頭をグイッと押し込めば、そのままスーッと入っていく。よって、工事する時に「トントン!」と騒音が鳴ることはない。ちなみに私は、石こうクギ専用の「釘押し器」を使用したので、なおさら楽チンだったぞ。

・簡単に付いた!!

作業開始から30分ほどで、壁掛けテレビ用の金具は壁にバッチリ固定された。少しもグラつくことなく、ガッチリと! ちなみにこの『Jフックシングル』、フックとして使用する場合は、1つあたり7キロの荷重に耐えるという。

それを10個取り付けたので、単純に考えたら耐えうる荷重70キロ。イレギュラー的に取り付けたことを差し引いても、そこそこの重量には耐えてくれることだろう。あとは重量約5キロの32型液晶テレビを取り付けるだけだ。そして……

できた〜〜〜〜\(^O^)/

ビシっと「壁掛けテレビ」の部屋になりました〜٩( ᐛ )و ちなみに設置から1週間経った今でも、金具は少しもグラつくことなく、ガッチリと壁に固定されている。本来の『石こうクギ』の使い方ではないので万人にオススメできる方法とは言えないが、私の場合はこれで大満足! またひとつ、夢が かなったヨ〜ン ٩( ‘ω’ )و

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼よしゃー! 寝ながらテレビが見られちゃう〜!

▼もう起き上がれないでござる……

テレビを新調、壁掛けにしてみました。寝転びながら見れるようになった\(^o^)/

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