来た時よりも美しく──。これはもはや日本の心を表すと言ってもいいかもしれない。近年、海外で日本人の「掃除」が取り上げられる機会が増えているが、またしても日本の心が海外で話題になっている。

・静岡の学生たち

海外サイト「SAYS」によると、話題になっているのはマレーシアで行われているラグビーの国際セブンズ大会での一コマ。そこに参加している静岡聖光学院の生徒たちが、会場に捨てられたゴミを拾っていたという。

そして撮影された動画がTwitter上にアップされると、3月4日17時の時点で17万3000回以上再生され、およそ1万4000リツイートされて8000もの “いいね” がつけられている。現在、動画は非公開になっているが、黙々と会場のゴミを拾う生徒たちの姿が映っていた。

・来た時よりも美しく

なお、同校のHPを確認したところ、遠征の目標がハッキリと記されている。1つは整理・整頓・清掃に取り組み、来た時よりもきれいにして帰ること。そしてもう2つめは、参加チームと積極的にコミュニケーションを図り仲間を多く作るとのことだった。

海外で話題になったのは、彼らが真摯(しんし)に取り組んだ結果。偶然にも今日は「ラグビーW杯2019日本大会」の開幕まで残り200日と節目の日だ。自国開催のW杯に向け、日本の学生ラガーマンたちが素晴らしいニュースを発信した。

参照元:Twitter @ali70asyraf静岡聖光学院中学校・高等学校SAYS(英語)
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.