できるかぎりタンパク質を摂りたいと思っている。筋肉のためにも必要だし、美容にも良いし、育毛効果もあるときた! しかし、よほど食生活に気を使っていないと、思うようにタンパク質が摂れなかったりする。そんな時に便利なのが「プロテイン」だが、ちょっと気になる商品を発見した。

その名も「BugMo CRICKET PROTEIN(バグモクリケットプロテイン)」。クリケットといえばコオロギであるが、なんでもこちらのプロテイン(バー)には、1本あたり50匹ぶんのコオロギが入っているのだという……!

私がネットで購入したのは、「BugMo Cricket Bar 2本お試しセット」で、価格は980円。送料で500円かかったので、合計金額は1558円だった。

そして数日後、抹茶味1本とチョコ味1本が無事に到着。箱の中には商品と共に手紙が添えられており、そこには


「一般にコオロギはナッツっぽい、豆っぽい風味と表現されますが、私たち日本人に馴染みがあるものだと「きな粉」に近い風味がします


──と書かれていた。ちなみに私、過去にコオロギを食べたことがあるのだが、その時は「じんわりと濃厚で、マイルドかつフルーティーだが、昆虫風味はやや強め」と感じた記憶がある。詳しくは過去記事を参照してほしい。

それはさておき、いざ開封。どちらのパッケージにも「タンパク質10g」「必須アミノ酸9種」「BCAA」「オメガ3 1/2日分」「グルテンフリー」「保存料・人工添加物なし」とプリントされており、とどめとばかりに


1本にコオロギ50匹分


と書いてある。コオロギ50匹分とは、なかなかスゴイぞ!! また、原材料名の中にも、たしかに……

コオロギパウダー」と書かれていた。これは期待……!!


封を開けると、ニュッと出てくる。

なお、いちおう半分に切って断面を確認したが、コオロギの脚がピョーンと出ていたりすることはなく、見た目的にはコオロギ感ゼロである。これなら虫が嫌いな人でも「コオロギ」であると知らなければ食べられることだろう。


てな感じで、いざ実食!!


……。

……ほう。

……悪くない。

ウマイかマズイかで言えば「まずくはない」てな感じであり、健康のために食べるプロテインバーなのであれば、余裕のヨッチャンで食べられる味である。チョコレート味はチョコレートの味がするし、抹茶味は抹茶の味だ。

しかし、よーく噛んで吟味をし、全力フルパワーで「味」を探ってみると、遥か遠くの方に「昆虫風味」を感じることができた。遠く遠く、遥か遠く。虫の味を知らない人であれば気づかないのではないかってくらいの遠くの方に。


ためしに、編集部にいた同僚たちにも食べてもらったところ……

うーむ……」「まあ、食えますけど……」「コオロギって聞いちゃうと、ウマイとは思えないなぁ〜」「コオロギって言われなかったら全然フツーに食べられちゃうかも!」……等と賛否両論。

特に反応が顕著だったのは、根っからの「虫嫌い」な和才だった。

最初は、普通のプロテインバーの試食だと思って手を出したのに……

それがコオロギ由来だと知ると……

エッ!? コオロギですか!? ムリムリムリ! むりっすむりっす!! すみません!

──と、まるで水中のエビのように素早くイスごと後退していった。


いっぽう、幼少時から「イナゴ」を食べていたという長野出身のモモちゃん(Pouch)は、まったくの逆反応を示し、

「イナゴには慣れてるし、ぜんぜん余裕〜〜〜!!」

──と、モシャモシャ美味しそうに食べていた。

てな感じで、結論としては、昆虫食の経験があったり、昆虫食に慣れ親しんだ人であれば余裕&美味しく食すことができることだろう。

コオロギ50匹を一気に食べるのは、いくら昆虫食に慣れた人でも少々キツい。それが、こんなに小さなバー1本でパクパクっと2口くらいで食べられるだなんて楽チンで良いなァ〜と思った次第だ。興味のある人は、ぜひ!

参照元:BugMo
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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▼コオロギとバッタとイナゴの味の違いはコチラを参照

▼みんなでおいしくいただきました〜!

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