「飛び出すな 車は急に 止まれない」と言ったところで、そんな簡単に交通事故は減らないのが現実だ。言葉が分からない猫なら尚更である。あの可愛い猫たちを、なんとか交通事故から守れないものだろうか……。

今回は2月22日の「猫の日」に向けて、イエローハットが制作したユニークな動画をご紹介したい。なんとこれ、世界初となる猫専用の交通安全動画なのだ! ぜひご自宅の猫ちゃんと一緒にご覧あれ~。

・猫専用動画?

猫の安全を守るため、イエローハットが京都大学の動物心理学研究チーム「CAMP-NYAN」と共同制作した啓蒙動画が本日2019年2月19日、キャンペーンサイトやYouTubeで公開された。

さっそく再生してみると……ん? 何だこれ、猫しか登場しないぞ。それに聞こえてくるのは「ニャーニャー」という鳴き声だけだ。そう、この動画の最大の目的は、ドライバーや飼い主だけでなく、猫たちにも交通安全の大切さを訴えるというところにあるのだ。

・ニャンコ仕様

そのため、動画には猫が思わず見たくなるような様々な仕掛けが施されている。京都大学の藤田和生教授によると、猫の可聴領域を活用し、獲物であるネズミがコミュニケーションしているようなサイン波効果音を楽曲に入れ込んでいるという。

他にもカラスの鳴き声や鳥のさえずり、猫の鳴き声には様々な感情のものを数十パターン使用しているそうだ。サビの部分では飼い猫でのテスト検証の結果、一番反応の良かった生まれたての猫の鳴き声を使うなど、猫の注意を引き、飽きさせないような作りになっている。

また、動画に登場する蝶々のアニメーションも、動くものへの反応に優れた猫の気をひくのに効果的らしいぞ。

・猫に見せてみたら……

では、実際の猫たちの反応はどうだったのだろう? 猫カフェで猫10匹を対象に試写会を実施したところ、ほとんどの猫がジ~っと集中して見つめ、3匹くらいがモニターに近づいて一緒に体を動かすような反応をしていたそうだ。効果は抜群ニャ!

とは言え、もちろん我々人間も細心の注意を払う必要がある。実は猫には「自動車と直面した時に恐怖で身動きが取れなくなってしまう」という、万が一のときに “事故を避けられない生態” があるんだとか。なるほど、これはすべてのドライバーが知っておくべきだろう。

・猫の事故を減らそう

猫たちに「車は危ない」ということをなんとか伝えたい。猫たちの犠牲を少しでも減らしたい。そんな願いから生まれた世界初の猫専用動画。猫を飼っている人は、ぜひ一度見せてあげてください。

参照元:YouTubeイエローハット
執筆:あひるねこ

▼猫専用の「交通安全動画」はこちら。

▼ネコ語が分かる人は字幕なしでどうぞ。

▼動画を猫に見せた時の反応はこちら。