便利になったもので冷凍餃子に水と油が必要な時代は、あと数年で終わるかもしれない。いまや水と油を使わずに作るのは当たり前。しかも、ウマい商品が次から次へ世に送り出されているからだ。

現に先日、スーパーの冷凍コーナーをチェックしていたところ、水と油のいらない「トップバリュの冷凍餃子」を見つけた。値段は170円。他社は200円前後がオーソドックスなスタイルだが、わずかと言えどこの価格差はどうなのだろう。

・水なし油なしで焼ける

ということで、実際に買ってみたのが今回の検証である。トップバリュの餃子は他と同じように12個入り。国産のキャベツ・鶏肉・豚肉を使っていること、そして自然と羽根がつくことも袋に書かれていた。


当然、水なし油なしで焼けることもプッシュ!



袋から中身を出したら、まぁ普通といえば普通。調理方法は簡単で、凍った餃子を容器からカポッと取り出してフライパンに並べて加熱すればOKだ。ちなみにフライパンのフタは必要だった。

・料理の素人でも簡単に調理できる

さっそく、フタをして指定された時間焼いてみる。そして良きところでフタを外し、羽根の色がきつね色になったくらいで調整しながらひっくり返せば完成だ。

……とサラッと書いたが、普段から料理をしない素人でも簡単に作ることができた。で、肝心なのはなんと言っても味! 出来立てを食べてみると……ウムウム!

・普通にウマい

パリッと焼けているし、中身もジューシーだ。味もちゃんと餃子だし(当たり前)アッサリしていて、正直なところ他との価格差というのは感じない。個人的には、タレがあるとさらにウマく食べられたような気もしたが、そのままでもイケると言えばイケる味だった。

袋に書いてあった通り、パリッとした羽根もついたし、170円で12個の餃子が食べられるのは魅力でしかない。安くてウマい。トップバリュらしいといえば、らしい一品だった。

餃子なので何でも合うし、もちろんストックするのもあり。最近、作るのが楽チンな上にレベルの高い冷凍餃子は多い。これから先、冷凍餃子はまだまだ進化しそうな気配がする。

参考リンク:トップバリュ「国産キャベツ・豚肉・鶏肉使用 ギョーザ」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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