来年は2020年、節目の年だ。2000年代に突入して20年を経て、いろいろ振り返りたいところだが、なぜか最近InstagramをはじめとするSNSで10年前の自分と今の自分を比較する画像の投稿が流行っている。
国内外を問わず、ハッシュタグ「#10yearchallenge」(もしくは、#10yearschallenge、#tenyearchallenge)をつけて投稿する人が相次いでいるので、私(佐藤)も10年前を振り返り、投稿してみた。10年でどれだけ老化が進んだのか……。
・10年前の出会い
私が当編集部で仕事をするようになったのは、2009年8月。ちょうど10年前のことだ。忘れもしない、東京・新宿3丁目の交差点の交番前で、Yoshioと初めて会った。
あらかじめお伝えしておきたいのだが、Yoshioは当編集部でもっとも偉い人物だ。全記者の上司に当たる存在、決してただの ”ニュアンスだけで生きるド天然男” ではない。中1の学力テストで下から2番目でも、偉い人なのである。
・10年前はガリガリだった
さて、私が最初に顔出し記事を執筆したのは、2009年の夏前だ。当時ネット上で、鼻にイヤホンを突っ込んで音楽を聞くと臨場感がスゴイと話題になっていたのを検証した時に、顔出しで記事を書いた。
この時に何を思ったのか、画像に “目線” を入れてしまっている。どうしてそうしたのか、今は思い出せない。もしかしたら、多少なりとも恥ずかしいという気持ちが働いたのかもしれない。
・5~6年で20キロ増
その当時は当サイトもほとんど無名で、私は猛烈に金のない時代だったために今よりもずっと痩せていた。
自分史上最低体重を記録したのがこの頃で、たしか53キロしかなかったはずである。それから5~6年を経る間に今度はぶくぶくと太り始め、2016年には70キロを超えていた。まさか数年で20キロも体重が増加することになるとは……。
・いろいろなモノに変身
そのほかに思い出されるのはさまざまな変身企画である。顔面真っ青、青い全身タイツを着て挑んだ「スライム佐藤」や。
本物にも認知されていた「さとっしー」。
さらには「スターダスト佐藤」。
「ヒムロック佐藤」。
「トランプ佐藤」は、自分のなかでも屈指の出来栄えだったと思っている。
・10年前と今を比べると……
振り返ると、「10年」と一言で言えるほど簡単な道のりではなかった。思わず目頭が熱くなるよ、マジで……。
さて、「#10yearchallenge」を行うに当たって、残念なことに2009年の写真が手元にないので、2010年の写真と現在の自分の写真を比較してみた。どれだけジジイになったのか? と思ったら……
若返ってる気がするのは気のせいか? 2年続けているポールダンスのおかげだろうか、血のめぐりが良いらしい。アンチエイジングやないか!
ちなみに中澤星児は、10年前にまだキラキラとした若さを感じる顔出しをしていた。
原田たかしはほとんど変わっていないように見える。
という訳で、これを機会に自らの10年の歴史を振り返ってみてはいかがだろうか? 意外と忘れてた大事なことを、思い出したりするかもよ?
Report:佐藤英典
イラスト・Photo:Rocketnews24