キレちまった……キレちまったよぉ……。なにせ、たった2分半の有馬記念で大事な大事な福澤諭吉先生が3人もいなくなったんだ。オジュウチョウサンが坂を駆け上がってくる姿で夢を見ることはできた……フワッと腰も浮いた……だけどもだけど負けた事実は覆らない

ギャンブラーの人からすると「たった3万円くらいで」と思うかもだが、筆者(私)にとっては痛すぎる。リアルに泣きそうになったし、立ち直るまで時間を要した。あれから数日、傷跡が癒えないなかで “あること” を思い出した。まだホープフルSがあるではないか──と。まだだ! まだ終わらんよ!!

・年内最後のG1

昨年からG1に格上げされたことで、ホープフルSは年内最後の大レースに生まれ変わった。それまで「有馬記念=年末」といった感じだったが、これからは賛否両論あるなかで「ホープフルS=年末」となっていくことだろう。

さて、有馬記念が年内最後のレースであってほしい──と私も思っていたが、今年ばかりは気が変わった。3万円も負けたからである。今年の負けは今年のうちにリベンジするべきであろう。その舞台があるなら、選択肢はやる一択しか残されていない。

・ホープフルSの有力馬

そして本日26日、ホープフルSの枠順が発表されたので有力馬を見ていきたい。


1枠1番:ニシノデイジー
2枠2番:ブレイキングドーン
3枠3番:キングリスティア
4枠4番:ヒルノダカール
4枠5番:サートゥルナーリア
5枠6番:ハクサンタイヨウ
5枠7番:ミッキーブラック
6枠8番:アドマイヤジャスタ
6枠9番:ジャストアジゴロ
7枠10番:マードレヴォイス
7枠11番:ヴァンドギャルド
8枠12番:タニノドラマ
8枠13番:コスモカレンドゥラ


である。おそらく1番人気はサートゥルナーリア、それからニシノデイジー、アドマイヤジャスタあたりが続くと予想される。当然、支持されるサートゥルナーリアは切る……と言いたいところだが、最有力候補はしっかりと抑えておく。

・こじはる馬券で勝負

今回も有馬記念同様、5頭の3連単BOX(通称・こじはる馬券)で勝負。3連勝中で重賞2勝のニシノデイジーも買うので残るは3頭だが、私はキングリスティアに注目している。地味な血統ながら新馬戦を圧勝。キャリアこそ少ないが、ポテンシャルを感じる。中1週での出走は陣営の自信と見た。

他の2頭は父のヴィクトワールピサがホープフルSの前身・ラジオNIKKEI杯で勝っているブレイキングドーン、さらに昨年同レースを制したC・デムーロ騎手が騎乗するヴァンドギャルドを買うつもりだ。

・マンバくんの予想

最後に、2018年のオークスで誕生した理論無視のシンクロマシン「マンバくん」だが、ホープフルSで今後の進退を決めようとも思った。過去成績は0勝全敗。海外サッカーの世界なら夏の時点でクビだったが、ここまで来たからには「継続は力なり」だし「沈黙は金なり」である。導き出したのは「1」「2」「13」。今度こそあるか!?

来年も黙ってマンバくんの予想に期待したい。泣いても笑っても今年最後のG1。予算は有馬記念と同じく3万円で……と言いたいところだが、さすがに6万負けると死にたくなるので1万2000円で勝負する。なお、ホープフルSは週末でなく28日(金)15時30分の発走予定。30日の開催ではないので気をつけよう。

・【追記(結果)2018年12月28日17:30更新】

当たったとしてもおそらくトリガミ(馬券が的中したのにマイナス)でしたが、まぁハズレです。結果はサートゥルナーリア → アドマイヤジャスタ → ニシノデイジー。あまりにもガチガチすぎました。心機一転、来年はイチからやり直します。みなさん、よいお年をお迎えください。

参照元:JRA公式サイト
予想:マンバくん万馬券原田
執筆:万馬券原田
Photo:RocketNews24.