特に週末は多くの人が押し寄せる東京は秋葉原。ランチ時はカレー・ケバブ・ナポリタン……などなど、多くの店で行列ができている。中でもラーメンは大人気で、有名店ともなればそれなりの待ち時間を覚悟しなければならない。

そんな中、秋葉原エリアで全く行列ができていないのに激ウマな “担担麺” を発見してしまった。行列ができていない理由はいくつかあるが、1つは「看板がないから」だろう。今回ご紹介する『藪づか』は人気店になる予感しかしない──。

・看板ものれんもない

駅で言うと、秋葉原よりは御徒町寄り、東京メトロ末広町から徒歩3~4分ほどのところに店を構える藪づか。お世辞にも商売向けの立地ではなく、決して人通りが多いワケでもない。記者はたまたま通りかかって発見したが、最初は何の店かわからなかった。

それもそのハズ、店は単なる雑居ビルで、看板はおろかのれんさえかかっていない。店の前にポツンと置かれた小さな立て看板を見逃したら、そこが飲食店であることにさえ気付かないだろう。それくらいオーラは皆無だ。だがしかし……。

こんな辺ぴな場所で勝負するなんて、味に相当な自信があるのではなかろうか? メニューは「担担麺」と「醤油ラーメン」の2種類のみ、席も9つしかなくご主人1人のワンオペだ。逆に名店の香りがしてきた──。

・こだわりの自家製担担麺

というわけで、全く行列ができていない店に入店し「味玉担々麺」をオーダー。聞けばご主人はいくつかのラーメン店で修業されたそうだが元々が中華料理人だったため、担々麺を看板メニューに掲げているという。

担々麺へのこだわりはハンパではなく、麺は自家製の低加水中細ストレート麺、スープには自家製焙煎ゴマ・ナッツペーストと自家製ラー油、さらに卓上のスパイスも自家製だというから “ほぼ自家製担担麺” と言っていいハズだ。これは期待が高まる。

丼を丁寧に温めるなど、丁寧な仕事を経てやってきた担々麺。まずはスープを飲んでみると、香ばしさと辛味が口いっぱいに広がる。濃厚なゴマゾーンと、辛みのラー油ゾーンに分かれているから、まずはそれぞれを味わうことをオススメしたい。両方の風味を楽しんだらよく混ぜて食べよう。


スープは麺にもよく絡み、麺は麺でプツプツと歯切れがよい。半分くらい食べたところで自家製スパイスを加えるとさらに香ばしさが増し、気付けばあっという間に完食してしまっていた。これはウマい。食べてないけど、たぶん醤油ラーメンの方もウマい。


2018年11月オープンと日が浅いうえに、人通りも少なく看板ものれんもないが、ハッキリ言って「藪づか」は穴場だ。味玉担担麺は950円だったが、このクオリティなら人気店になるのも時間の問題ではなかろうか。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 らーめん藪づか
住所 東京都台東区上野3-13-1 西武ビル1階
時間 ランチ11:30~15:00 / ディナー17:30~21:30
休日 火曜日

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼藪づかから徒歩5分ほど、上野の「鴨 to 葱」もウマい。

▼これは人気店になる予感大だ。