現在に至るまで日本の男性アイドル界をけん引してきたのは、間違いなく「ジャニーズ事務所」だろう。ここのところスキャンダルが相次ぎ、特にSMAP解散以降は求心力の低下が懸念されている。当然社長のジャニー喜多川氏の動向にも注目が集まるが、なにしろ喜多川氏は御年86歳。次期社長が選出されてもおかしくない年齢だ。

そんななか、週刊文春が喜多川氏の後継者として意外な人物の名前が挙がっていることを報じている。その人物とは、滝沢秀明さんだ。もしもこれが本当なら、喜多川氏の名前からとった「ジャニーズ」から新しい名前に変わるということなのか?

・タッキーズ事務所になる?

事務所の名前は、滝沢さんの愛称から「タッキーズ事務所」に変わる可能性もある。実際のところ、ネット上ではそう予見している人も少なくない。なかなか聞きなれない名前になってしまうかもしれないが、これを機に、事務所として新しく生まれ変わるのもひとつのやり方だろう。

・ファンの呼び方はどうなる?

問題は、ファンの呼び名だ。これまで熱心なファンは「ジャニーズオタク」の略称「ジャニヲタ」と呼ばれていた。事務所がジャニーズでなくなるということはつまり……


「タキオタ」


──になるということなのか? 巷で女子に人気の飲み物みたいな感じになってしまう心配がある……。


・メリー氏だったら?

いや、待てよ。そう考えると、もしも喜多川氏の姉、メリー喜多川氏が次期社長になったとしたら、事務所は「メリーズ事務所」になるってことか? そうなった場合、熱心なファンは……


「メリオタ」


──新しい化学繊維みたいだな……。


・ジュリー氏なら?

よくよく考えてみると、もっともありそうな線がある。メリー喜多川氏の娘、藤島ジュリー景子氏が引き継ぐ方がより自然だ。そうなった場合は「ジュリーズ事務所」で、先のタッキーズ事務所・メリーズ事務所よりも音の落ち着きがいい。熱心なファンの呼び方も……


「ジュリオタ」


──ひと昔前のディスコみたいになってしまうな……。


いずれにしても、遠からぬ未来に何か大きな動きがありそうだ。それまで見守るしかないだろう。ジャニーズ事務所はどうなるのか?

参照元:文春オンライン
執筆:佐藤英典
イラスト:Rocketnews24