SMAPの解散にまつわる騒動は、メンバーの謝罪により、幕引きが図られたはずだった。しかし、騒動の全貌はいまだ不明のままで、多くのファンはメンバーだけが謝罪したことに釈然としない様子。いやむしろ、あの謝罪生放送は、誰が見ても納得できるものではなかったと言えるのではないだろうか。
その結果、思わぬ運動が勃発しているのである。それは渦中のジャニーズ事務所、取締役副社長メリー喜多川氏の解任署名活動だ。署名活動を行うサイトに、続々と署名が集まり3000人を超える人々が賛同しているのである。
・3000人を超える署名
署名が行われているのは、署名を募るサイト「Change.org」だ。おそらく2016年1月18日、つまりあの謝罪生放送が行われた以降に、キャンペーンがスタートし、2日間で3100人以上(1月20日16時現在)が賛同している状況。このまま行くと目標の5000人まで手が届くことになるだろう。
・ファン怒りの声
投稿されているコメントを見ると、ファンの憤りや悲しみがあふれ返っている。以下はその一部だ。
「メリー副社長は経営者失格です」
「怒り心頭とはこのこと」
「謝罪すべきなのはメリー喜多川だ」
「スマスマの生放送を見て怒りが収まりません」
「メリーさんが公の場で頭を下げるのが当たり前」
本来であれば、メンバーが釈明した段階で、騒動は沈静化するはずなのだが、あの謝罪放送は火に油を注ぐ結果となってしまったのかもしれない。そもそも当初の解散に関する報道の影響が、事務所の想像を超えたものになっているのではないだろうか。
すでに穏やかな解決を模索する道は、断たれたのだろうか? このペースで行くと署名数5000人を超えて、さらに各所に波紋が広がることになりかねないだろう。はたしてメリー喜多川氏には、ファンの声が届いているのだろうか?
参照元:Change.org
執筆:佐藤英典
イラスト:Rocketnews24
▼2016年1月20日16時の段階で3100人以上が署名