野球の試合に華を添えるタレントの始球式。だが、2018年3月10日に開催された中学硬式野球の始球式が物議を醸している。マウンドに上がったグラビアアイドルの稲村亜美さんに、中学生球児たちが殺到する様子がネットで拡散されているのだ。

幸いにも、稲村さんは無事だったようだが、「集団暴行まがい」「犯罪」など始球式は大炎上状態。そして、そんな始球式をレポートした日刊スポーツにも非難の声が殺到している

・数千人がマウンドに殺到

ネットにアップされた当日の動画では、マウンドの稲村さんを大勢の中学球児たちが取り囲んでいる。その輪が1人また1人と稲村さんに向かって狭まっていき、最後はもみくちゃの状態に。数千人規模のため、満員電車どころの騒ぎではない。本件について、稲村さんは Instagram で下記のように触れている。

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関東リトルシニア開会式の始球式をさせていただきました!!!選手の熱気がすごく伝わってきて色々とハプニング?も起きてしまいましたが、みなさんのパワーが伝わってきてわたし自身は貴重な経験をさせてもらえました😵✨怪我がなければいいことを祈ります😭😭😭😭わたしの出身でもあるシニアリーグの始球式をさせてもらうなんて中学生の頃は夢にも思ってなかったので不思議な気持ちです!笑 今までお世話になったコーチ監督、保護者の皆さんに改めて感謝です!!!!選手の皆さんの健闘を祈ります!!!!!

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「ハプニング?も起きてしまいましたが、みなさんのパワーが伝わってきてわたし自身は貴重な経験をさせてもらえました 怪我がなければいいことを祈ります」

──また、Twitterでも「今日神宮球場にいた選手の皆さんが心配してくれますがわたしは全く問題なく大丈夫ですよー!!!」と投稿するなど、どうやら無事であるようだ。しかしながら、ネットでは「集団暴行まがい」「犯罪」などの声が飛び交っており、現場にいた中学球児たちに厳罰を望む声も少なくない。

・日刊スポーツが炎上

そんな中、始球式の様子を報じた日刊スポーツが炎上している。『稲村亜美、初始球式で96キロ 見守った球児も感激』と題されたそのレポートに、以下のような声が殺到しているのだ。

「見守るどころかその中学生球児が大勢で襲いかかってたよな」
「何が起こっていたのかちゃんと書け!」
「ホントの闇を見てしまった感」
「観てたのは投球よりも身体でしょ?」
「球児も感激で集団で襲ったの間違いだろ?」
「ちゃんと報道しろ」
「見守ってない」
「犯罪級のことに言及しないあたり」
「もっと起きた事件を報じるべき」
「直後に何が起こったのかを報道しない姿勢は気持ち悪い」
「一切触れないんですね?」
「集団わいせつをこんな美化しないで下さい」
「感激っておかしいでしょ」

──混乱の様子について一切触れられていない内容にネットで非難が集中している。記事の詳細は日刊スポーツでご確認いただければ幸いだ。

現在、大きな話題となりつつあるこの始球式。ケガをしてもおかしくない状況だっただけに、稲村さんが無事だったのは不幸中の幸いか。今後の展開を見守りたい。

参照元:日刊スポーツ、Instagram @inamura_ami、Twitter @Inamuraami
執筆:中澤星児

▼日刊スポーツが炎上

▼稲村さんは無事だった様子