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夏の風物詩にもいろいろあるが、もはや柳沢慎吾さんの始球式もそのひとつと言ってもいいだろう。なにせ今年で4年連続。8月14日、横浜DeNAベイスターズ vs 広島東洋カープの試合前に「日本一長い」と言われている始球式が帰ってきたのだ。

今回の尺は昨年の8分を超える9分間。少し長いと思う人もいるかもしれないが、そこは安心していただきたい。今年もおもしろさは健在で、その長さをまったく感じさせない名人芸となっているからである!

・舞台は甲子園の決勝

脚本、演出、主演のすべてを柳沢慎吾さんが担当した今年の始球式は、対戦カードに合わせ、横浜高校 vs 広陵高校という設定となっている。そしてシーンは甲子園の決勝で引き分け再試合、さらには9回裏で横浜2点リードも大ピンチ……という究極の場面だ。

・スタジアムは爆笑の渦

これまでだと、マウンドに上がってからなかなか投げないのがお決まりだったが、今年は一味違った。というのも、柳沢さんがマウンドに上がるまでにも小ネタが盛りだくさん。ベイスターズの選手たちも一緒になって、スタジアムを沸かせる。

そしていよいよ柳沢さんがマウンドへ向かうと、スタジアムのボルテージは最高潮。甲子園の伝説「松坂投手のテーピング」をはじめ、今年起きた「上空から魚が降ってきた事件」など、旬なネタも盛り込んだ流れにドッカンドッカン笑いが起きる。なお、息もつかせぬ柳沢ワールドに対し、ネットでは次のような反応が見られた。

・ネットの声

「サイコーすぎんだろw」
「ほんと好きこの人」
「今年も芸が細かいww」
「2016年度の柳沢慎吾の始球式、昨年に引き続き最高すぎるwww」
「柳沢慎吾さんの始球式が面白すぎて暇さえあればずっと見てる」
「柳沢慎吾の始球式ほんと大好きだ(笑) 柳沢慎吾も芸能人で1番好き(≧▽≦)」
「9分の始球式は長いwけど面白かったから気付いたら全部見てた。横浜の選手も試合前でも協力して盛り上げるサービス精神いいね!」

最後の最後まで飽きさせない完璧な流れの始球式、さらに「あばよ!」でバシッと締める柳沢さんの姿に絶賛の嵐であった。54歳の柳沢さんが全力でやる「日本一長い始球式」は必見! 今年も彼の名人芸で夏を感じよう!

参照元:YouTube
執筆:原田たかし