日本発祥のジャパニーズフード、寿司。日本にいると気付きにくいが、寿司は我々の想像以上に広く広く世界中で愛されている。高級店はもちろんのことカジュアルな料理として、さらにはファストフードとして世界中の人を魅了しているのだ。

世界各国の寿司についてはこちらの記事をご覧いただくとして、今回はメキシコで実際に食べてきた寿司についてお伝えしたい。結論からいうと味はさておいて、メキシコは “アレ” がヤバいお寿司でした──。

・寿司チェーン店「sushi itto」

メキシコの首都・メキシコシティでも「SUSHI」の文字は多く見かけた。日本人が経営する本格的な寿司屋から、フードコートで手軽に食べられる寿司まで「寿司って本当に普通にあるんだなぁ」と改めて実感した次第だ。

その中でも今回足を運んだのは「sushi itto」という寿司屋さんで、読み方は「寿司伊藤」となるのだろうか。メキシコシティ内で何店舗かは見かけたから、チェーン店であることは間違いない。

チェーン店ということは「メキシコ人にとってスタンダードな寿司」である可能性が高いということ。探せばきっと日本にかなり近い寿司屋も見つかるハズだが、せっかくならば “その土地の寿司” を味わってみたい。

・セットをオーダー

というわけで、ソナ・ロサ地区の「sushi itto」に入店し、スタンダードなセットを注文。価格は250ペソ(約1500円)だ。握ってくれるのはもちろんメキシコ人の職人さんで、店内にはネタケースも設置されていた。そして待つこと数分、メキシコの寿司がやってきた──。



バ、バランス! とんでもなくバランス悪ィィィイイイイ!!

この際、皿ではなくおぼんに盛り付けられていることには目をつむるが、4種類の寿司それぞれがオセロのごとく角を占拠しているではないか……! 当然、真ん中はすっぽりとエアポケット状態で “スカスカ感” がハンパではない。こ、これがラテン寿司ですか……!!

ただ、味自体は決して悪くない。握りは若干シャリが硬めだったが、ロール系のお寿司はどれも日本で食べるのとさほど変わらない印象だ。また人参(?)フライの寿司も主張こそ強いものの “ポップな味” 程度で食べられないということはなかった。

握りの種類も意外と豊富で、夕方にもかかわらず大勢のお客さんでにぎわっていたメキシコの寿司屋さん。味も接客も店の雰囲気も悪くない。……んが、盛り付けのバランスがとんでもなく個性的な寿司であった。

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼お客さんも結構入っていた。

▼盛り付けのバランス以外は悪くなかった。