終わりのない誹謗中傷が繰り返されるインターネットの世界。もちろん前向きで建設的な意見も多いが、ネットを閲覧していると一定数の悪口やディスコメントが存在することもまた事実だ。「一体どんな人が書き込んでいるのだろう?」そう思ったことはないだろうか?

そんなインターネットの闇に鋭く切り込んだスマイリーキクチさんのツイートがいま話題を集めている。その内容はズバリ『ネットに中傷を書き込む人の人物像』──。詳細は以下をご覧いただきたい。

・最強レベルのインターネット被害者

2018年2月26日、お笑い芸人のスマイリーキクチさんが自身のTwitterに投稿した140文字。その内容は先述のように『ネットに中傷を書き込む人の人物像』に関することで、投稿は1日足らずで5000リツイート以上を記録している。

スマイリーキクチさんと言えば、かつてボキャブラ天国でブレイクを果たした後、「凶悪事件の犯人」だというデマがインターネット上で流布され、誹謗中傷や脅迫を受けていた超ヘビー級のインターネット被害者としても有名だ。

そんなスマイリーキクチさんの言葉だけに「説得力がありすぎる」と話題になるのも頷ける。それでは以下で、話題となっているツイートをご紹介しよう。


「ネットに中傷を書き込んだ人物に刑事責任や損害賠償を請求すると、私生活の悩みを前面に押し出して “書き込まれた人より、私の方がもっとつらいんです” と罪悪感ではなく悲壮感を漂わす。

中傷する人の年齢・職業・性別・出身地は異なるけど “自分かわいそう” 的な思考はみんな共通する、これが人物像」


つまりネットに中傷を書き込む人に共通するのは『自分かわいそう的な思考の持ち主』だということだ。「おそらくそうだろうな」「そうなの?」と様々な意見はあると思うが、想像を絶するネット被害を受けてきたスマイリーキクチさんだけにその言葉は重い。

・ネットの声

「説得力がありすぎる」
「他の人もやってるからいいでしょ、これも追加で」
「知り合いにいたけどまさにそんな感じだった」
「幸せそうな人の足を引っ張っても幸せにはなれない」
「悪いことと思ってないから反省しないんだろうな」
「スマイリーキクチの講演会に行きたい」

ネットは匿名性が高く「何を言ってもバレないし許される」と思いがちな人もいるハズだ。だがそれは大間違いで、あなたの一言に心を痛める人がいる可能性を忘れてはならない。それは仮にあなたが “かわいそうな人” であった場合も同様だ。

参照元:Twitter @smiley_kikuchi
執筆:P.K.サンジュン

▼こちらがツイート。重みがスゴイ。