自民党の杉田水脈(みお)衆院議員の「LGBTの人は生産性が低い発言」が大炎上の様相を呈している。これは月刊誌に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり生産性がない。そこにみなさんの税金を投入することが果たしていいのかどうか?」と自身の考えを表明したことから起こったものだ。

基本的人権の尊重を完全に無視した暴言に、当然ながら杉田議員のTwitterは大炎上。中には殺害予告も届いているようなのだが……。今回は一連の展開に一言申したタレントのスマイリーキクチさんのツイートが的を射すぎていると話題になっているのでご紹介したい。

・一連の流れ

スマイリーキクチさんの見解をご紹介する前に、まずは一連の流れについてざっくりと説明しておこう。


杉田水脈議員が月刊誌で「LGBTの人は生産性が低い発言」を展開

杉田水脈議員のツイッターが炎上

杉田水脈議員が「自民党の人から励まされた。自民党の懐の深さを感じた」と投稿

杉田水脈議員のツイッターがさらに大炎上。殺害予告まで届く

杉田議員が警察に被害届を提出。関連のツイートを全削除


……といったところだ。

個人的には2万歩くらい譲って、考え方は人それぞれだから杉田水脈氏自身がどんな考えを持っていても構わない。だが仮にも “衆議院議員” という立場である杉田氏が今回のような発言をしたならば、批判が殺到することくらい予見できなかったのかと危機管理の甘さ……どころか「炎上狙い?」「売名?」と勘ぐってしまう。

そんな心情の人を持つ人は多いようで、それをズバリとぶった切ってくれたのがスマイリーキクチさんである。スマイリーさんは2018年7月23日の投稿で、以下のような見解を表明したのだ。


「あんな発言をすれば批判されることぐらい予見できた。注目を集めるために意図的に過激な発言をする。いたずらに人の感情を煽っておいて、次は殺害予告をされた悲劇のヒロインに変貌する。本気で脅迫に苦しんでいる人がミソクソ一緒にされてしまう。この人の遊びで犯罪者が生産されて警察官が疲弊する」


……それな! 本当にその通り!! 確かに殺害予告は絶対に許されるべきものではないが、これだけ過激な発言をすれば大炎上することくらいわかり切っていたハズ。ところが突然被害者ヅラをするとは、申し訳ないが1つも同情する余地が無い。

スマイリーキクチさんの投稿は1日足らずで1万リツイート以上を記録するなど大きな反響を集めており、その多くが賛同の声で占められている。杉田水脈議員の発言とスマイリーキクチさんの見解、あなたはどう思うだろうか?

参照元:Twitter @smiley_kikuchi
執筆:P.K.サンジュン

▼こちらがスマイリーさんのツイート。