マーベル・コミックのなかでも、異彩を放つ『超人ハルク』。ストーリーを見たことがなくても、緑色の怪力モンスターに変身するキャラクターというのは知っている人も多いだろう。怪力といえばハルク。ハルクといえば怪力だ。
もし実在したら、どれくらいのパワーを秘めているのか。思わず想像してしまうものだが、なんとそんな『超人ハルク』のようなパワーを手に入れようと、実際に驚異の破壊力を持つ拳を自作してしまった人物が現れた。それでは、さっそく拳の全貌を動画でご覧に入れよう。
・鉄板を切り抜いて拳を製作
動画を公開したのは、映画に登場する数々のアイテムを再現しているカナダ出身の人気ユーチューバー「Hacksmith」氏である。前述の通り、今回彼が製作した拳は驚異の破壊力を持っているようだが、いったいどんな仕組みなのだろうか?
動画「Make it Real: HULK FIST SMASHES EVERYTHING」で製作風景を確認すると、拳の3Dデータに基づいて切り抜いた鉄板を溶接し、最後にスプレーで緑色に塗って完成だ。なるほど、簡単に言うと “鉄製の拳” というわけである。
その後、動画の4:50あたりからどれほど威力があるのかを披露。緑色の拳を手にはめて「ドカーン!」と振り下ろすと……なんというパワーだ! コンクリートブロックや鉄製の鍋など、素手では破壊不可能なものを次々とぶっ壊していくから凄い。
・使いこなすのには相当なパワーが必要
自分への衝撃が気になるところだが、持つことさえできたら誰でも超人ハルクになれる “鉄製の拳” 。もしも、この拳をはめて自由に動けるとすれば、使用者自身がすでに相当なパワーの持ち主といえるだろう。
それはさておき、Hacksmith氏のYouTubeチャンネルでは、他にも「アイアン・マン」のパワードスーツや、「マイティ・ソー」のハンマーなど、様々なアイテムを再現する様子が見られるので、興味のある方は要チェックだ。
▼「超人ハルク」の拳がこちら
▼「アイアン・マン」のパワードスーツがこちら
▼「マイティ・ソー」のハンマーがこちら