常識を遥かに超えてくる国「ロシア」。サイドカーに乗ってラッパを吹くクマがいたり、宙に浮いているかのようなダンスをする舞踊団があったりと、独特のパフォーマンスは他国でありえない。これまで当サイトでは、「おそロシア」も含めて何度もお伝えしてきた。
そして今回も「さすがロシア!」と思わざるを得ない男性アーティストをご紹介したい。彼の名は『ウラジーミル・コシュマール(Vladimir Cauchemar)』さん。謎の中毒性を秘めたMVは必見だ。
・どことなくジョブズ
ウラジーミルさんは、ロシア出身のリコーダー奏者。公式Facebookによると、2017年12月4日にシングル『Aulos』をリリースし、Apple Music、Spotify、Amazon Musicなどの主な音楽チャンネルで配信中のようだ。
YouTubeにアップされている同曲のMV「Vladimir Cauchemar – Aulos (Official Music Video)」を再生すると、ダンスビートと共に、メガネをかけタートルネックセーターを着たウラジーミルさんが登場。頭の毛が薄いこともあり、どことなくスティーブ・ジョブズっぽい雰囲気が漂う。
・ダンスビー ト × リコーダー × オッサンという不気味な内容
音楽はどこか不思議な感じで心地いい。しかし、ウラジーミルさんがリコーダーを吹き始めると、いかにヤバいMVなのか分かるだろう。なぜなら、曲中でウラジーミルさんは変な動きで踊ったかと思えば、画面いっぱいに増殖。シュールさが狙いなのかもしれないが、狂気に満ちたシーンが延々と続くのだ!!
ただ、ダンスビート × リコーダー × オッサンという不気味な内容でありながら、なぜか繰り返し再生してしまうから不思議である。謎の中毒性を秘めたこのMV。見たことのない世界を味わえるので要チェックだ。
参照元:YouTube、Facebook @vladimircauchemar
執筆:K.ナガハシ
▼謎の中毒性を秘めたMVがこちら