すっかり現代人の生活に浸透したSNS。中年世代よりも若者の方が活発に利用しているように思えるが、SNSの種類によってはそうとも言いきれないようだ。
というのも、海外掲示板サイト Reddit でミレニアル世代(1980年~2000年代初頭に生まれた人)が「SNSをしない理由」について意見を交換。ナカナカ面白い声が飛び出していたのだ。
1. 親とFacebookで関わりたくない
アラサー&アラフォー世代の親だと、60歳以上がほとんど。SNSを利用している人は少ないかと思う。だが、アラサー&アラフォー世代を親に持つミレニアル世代は、SNSで親から友達リクエストが来たりフォローされることも……。
SNSで親とつながってしまうと、自分の一挙一動を見張られているのも同然である。よって親世代の使用率が高い Facebook は、特に若者世代に毛嫌いされる傾向が強いようだ。そういえば筆者の20代前半の友達も、「親から友達リクエストが来たからブロックした」と言っていたことがあった。
2. 他人の生活に興味はない
人探しやポジティブなメッセージを広げる目的で使用されることもあり、SNSは悪いことばかりではない。しかし、基本的に個人が自分の生活ぶりを投稿するSNSについて、「他人の生活に興味はない」と言い放つクールなキッズは少なくない。
3. “いいとこ見せ” だけのSNSが逆にカッコ悪い……
SNSでは、つまらない日常を捉えて投稿するよりも、自分の生活における楽しい時だけを切り取ってアップする人が圧倒的に多いのではないだろうか。そんなSNSの特徴に、「 “いいとこ見せ” だけのSNSが逆にカッコ悪い」という、ミレニアル世代の意見が目立った。
4. 個人情報の漏えいが心配……
このご時世、SNSに投稿した個人情報がどこに漏れているか分からないため、「極力SNSは使用しないようにしている」との声もあった。
5. 広告ばかりでウザい
Facebook や Instagram などが広まり始めた当時、ほとんど広告はなかったが、今ではどこからともなく顔を出してくる。また、ページ自体が見にくいと感じている若者世代も多いようだ。
・一番人気のSNSは!?
こうして、ミレニアル世代のSNSに対する意見を見ていると、Facebook の人気は低く、Instagram と Snapchat を使用している人が圧倒的に多いようだ。日本で支持されている Twitter は、有名人でもなければフォロワーを集めにくいので、「自分はフォローするだけで投稿しない」とのコメントが目立っていた。
ちなみに筆者も「SNSは面倒くさい……」と思ってしまうクチだ。Facebook はイベント作成とメッセンジャーしか使わない。そして、Instagram はウェブアルバムとして使用しているので親しい人しかフォローせず、ほとんどフォローの承認もしないようにしている。