1日平均12億8000万人が利用すると言われている Facebook。こんなに多くの人が使っているのだから、その目的や頻度、利用スタイルは人によって千差万別のはず。

しかしこの度、ある大学がFacebookユーザーは4つのタイプに分けることができると発表した。たったの4つ!? とビックリしてしまうが、一体どんなタイプがあるのか?

・あなたはどのタイプ?

米ブリガムヤング大学のトム・ロビンソン教授率いるチームが発表した、この調査結果。コミュニケーションの専門家であるロビンソン教授は、「なぜ SNS がここまで人気を集めているのか? なぜ人々は自分の生活を SNS 上にアップするのか?」という疑問を解明すべく、今回の調査を行ったそう。

調査チームは、Facebookユーザーに48の質問に答えてもらって分析を行い、以下の4通りのユーザータイプを割り出した。

タイプ1:現実の人間関係をより良くするために、Facebook を利用。自分でも投稿し、他人の投稿にもリアクションを返し、そして他の様々な機能も使いこなす。家族や本物の友人との絆を強めようと、現実世界の延長にある感覚で Facebook を使っている。

タイプ2:噂を広めるために、Facebook を利用。自身に関する情報は投稿しないが、誰かがすでに投稿したニュースをアップしたり、イベントを告知したりと噂を広めていく。他人がどんな生活を送っているか知ろうともする。現実世界とネット世界のギャップが大きい。自身のプロフィールページは放っておきがち。

タイプ3:自身のプロモーションのために、Facebook を利用。人々の関心を集め、「いいね!」やコメントが寄せられるような写真や動画、近況などを投稿する。「いいね!」を得るほど、周囲から認められていると感じる人が多い。

タイプ4:他人の生活を覗き見するために、Facebook を利用。自身にまつわる投稿をすることはほとんどない。興味がある人のページにアクセスし、その人の情報を仕入れために SNS を使っている。

調査チームは、この4タイプだけで、全てのユーザーをスッパリと分けられる訳ではないとも説明している。「現実世界の人間関係を強化しつつ、噂話も広めている」など、各タイプの要素を少しずつ持ち合わせつつ、いずれかのタイプに当てはまるということだ。さて、あなたはどのタイプの Facebook ユーザーだろう?

参照元:Brigham Young University News(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.