toilet

今回のご相談は、「トイレ」に関するお悩みです。そういえば筆者が子どもの頃、実家のトイレには父の手書きで「男子諸君、小便は便座をあげてするように!」という貼り紙が貼ってありました。あの貼り紙の影響で、筆者は「男子たる者、小便は立って行なうべし!」と思っております。衛生上の観点からは、男子も座りションすべしという時代ですけどね……。

・ご相談内容(ダイゴさん・20代)

「結婚を前提に、カノジョと同棲を始めました。結婚後も共働きになるにも関わらずカノジョは、『男の人に家事をさせたくない』とのことで、料理・掃除・洗濯すべてを担ってくれております。パーフェクトな女性です。しかし1つだけ問題があります。カノジョ、用を足すときに、ドアを開けたままなんですよ。トイレのドアは閉めてほしいのですが……」

・「小」だけでなく「大」のときも開けっ放し?

これはあくまでも筆者の個人的関心事なのですが、カノジョさんは「小」のときだけではなく、まさか「大」のときもドア開けっ放し状態なのでしょうか? だとしたら、かなりあけっぴろげな性格かとお見受けします。

むろん、「大」のときはドアを閉めるとしても、「小」のときは開けっ放しというライフスタイルも、今後の結婚生活を考えると、かなり悩ましい問題ですよね。2人共、開ける派だったら問題ないのでしょうけど……。筆者がダイゴさんの立場だったら、家事は分担するから、トイレのドアは閉めてほしいと要求するでしょう。

・百畳敷きのトイレ

「閉めてほしい」と求める前に、開けっ放しにするカノジョの真意にフォーカスしてみましょう。もしかすると、閉所恐怖症なのでは? トイレの狭さに、閉塞感があるのかもしれません。

逆から言うと、トイレ空間が広ければ、カノジョはドアを閉めるようになるでしょう。共稼ぎということですから、2人で頑張って働きお金を貯めて、筆者の愛読書『おぼっちゃまくん』に出てくるような、百畳敷きのトイレ完備の豪邸を建ててはいかがでしょうか?

・トイレ = お化けが出るイメージ

「トイレ = お化けが出る場所」というイメージを持つ人も少なからず存在します。そういえば筆者も子どもの頃は、おじいちゃん家の古いトイレを怖いと感じていましたっけ。便器の中から手が出てくるような雰囲気のトイレだったんですよね。

大人になったいまでは、「仮に自分がお化けだったら、便器から登場するような汚い行為はしないであろう」と冷静に考えることができるので、トイレが怖いとは思わなくなりましたけど。

「お化けと、僕の愛情が冷めること、どっちが怖い?」と、聞いてみましょう。「トイレのドアが開けっ放しだと、僕の愛情は冷めてしまうよ」と伝えることで、カノジョはお化けを克服しようと、気持ちが切り替わるでしょう。

・外からいちいち閉める

トイレのドアは、閉めるのが当たり前という、刷り込みを実施するのもアリ。カノジョがドア開けっ放しで用を足しているたびに、「閉めろよー」とツッコミを入れつつ、外からドアを閉める習慣をつけましょう。そのうち、自主的に閉めるようになってくれると思いますよ……多分。

家ではドア開けっ放しで用を足すカノジョも、職場や公共施設ではドアを閉めているはず! そう思うと、家でもドアを閉めて用を足すことは、決して不可能ではないと思いますよ。

コラムニスト:菊池美佳子
イラスト:Rocketnews24

※ ご相談お待ちしています
このコーナーでは皆様からの質問をお待ちしています。恋愛コラムニストの菊池美佳子先生に、恋愛について質問したいという方は、お問い合わせより、「恋愛相談」と明記のうえ送信してください。相談内容はできるだけ具体的にお願いします。なお質問については、編集部で検討したうえで採用させて頂きます。あらかじめご了承ください。