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「睡魔」は突然やって来る。ランチ後にやって来ることもある。とにかく、「今はマズいよ……‼︎」というタイミングで顔を出す、困ったヤツだ。

現代人は日々忙しい。そんな忙しい現代人が、決して寝てはいけないシチュエーションで睡魔の襲撃を受けてしまった時、一体どのような行動に出るのか? おおよそ想像はつくが、以下にまとめてみた。

・寝る

もっとも多かった回答がこちら。「抗いようのない眠気には立ち向かわず、いっそ5〜10分寝てしまう! そうすると気分もスッキリ。作業効率も上がる」という意見が多かった。モー娘。も、「TIKI BUN(チキブン)寝不足は寝るしかない」と歌っている。

・呼吸を意識する

「気晴らしに外の空気を吸う」「意識的に脳に酸素を送り込む」など、新鮮な空気を吸いこむことでリフレッシュ! という爽やかな意見も目立った。

一方でこの「息を吸う」という回答に対し、「気絶する寸前まで息を止める」と回答したのは、Mr.ストイックことP.K.サンジュン記者。極限まで自分を追い込み、覚醒する……漢(おとこ)らしい手法だ。

・アイテムに頼る

ガム、歯磨き、目薬、タイガーバームなど、とにかく身体に刺激を与える事で強制的に覚醒するという回答も。これもなんとも自分に厳しい対処法であり、大人の模範回答ともいうべき理想的な姿だ。

ちなみにGO羽鳥編集長はタイガーバームをコメカミと鼻の下に塗り、それでも眠い時は目の下に塗るらしいが……目は覚めたとしても「涙が止まらない」「むしろ目が開かない」など、弊害が大きそうだ。

・トイレの使い方で自分に厳しいか甘いかがわかる

今回得た回答でとても興味深かったのは、かなりの確率で皆「トイレに行く」ということ。そしてこの目的が多様であり、目的によってその人が自分に厳しいか甘いのかが浮き彫りになるということだ。

・ストイックな人の階級別トイレの使い方

ライト級:『気分転換』
ミドル級:『顔を洗いに / 歯を磨きに』
ヘビー級:『ウォシュレット』

今回衝撃的だったのは、和才記者から飛び出した「ツボ押し→トイレで5分沈黙→ウォシュレット」という究極の三段戦法……。

ウォシュレットを一体どう活用するのだろう。なんとなく想像はつくが、きっと、雪のなかアップルストアに列ぶストイックな和才記者だからこそ可能な戦法であり、ホップ・ステップ・ジャンプ‼︎‼︎ な効果を発揮するにちがいない……!

・甘ったれのトイレの使い方番付

序ノ口:『用を足しに』
幕下:『用はないけど行けば出る気がする』
横綱:『LINEツムツムをしに』

『用を足しに』、これは集中力を欠き、飲み物を飲みまくっている証拠だが、生理現象なので仕方ない。『用はないのにトイレに行く』、これは軽いサボりであるが、目的を果たしたのならギリギリセーフだ。

『LINEツムツムをしに』こちらは問答無用。喝! コイン没収だ‼︎ この他、「トイレはスマホのおかげで、ちょっとした休憩室やネカフェ的利用が可能になりました。」「やや広めの個室がサボり魔の特等席」など、けしからん発言もちらほら……現行犯逮捕が必要である‼︎

・番外編

──以上は、睡魔に打ち勝って仕事を続行しようという、いわば真っ向勝負だが……唯一、身をひるがえして避ける「すかし」のテクニックで切り抜けると告白してくれたのは、むねやけサンデー記者。

むねやけ記者は、「仕事中に眠くなったら仕事をするのをやめる。すると、途端に眠気が覚めて行動力が湧いてくる! そして仕事に戻るかどうかは、そのときによる」とのこと。

そういえば先日の福袋特集の際にも、DHCを「すかし」て長寿の里の福袋(1万円)を購入するほどのすかしの達人だった……! 

眠気を覚まして仕事を続ける、という発想を根底からくつがえし、眠くなるような仕事をやめちまうとは! 非常に柔軟な発想だ。

・眠くなる前に睡魔の到来を防ごう!

なお、30分以内の仮眠前にコーヒーを飲むと、ちょうどカフェインの効果が表れる時間と一致するらしく目覚めがスッキリらしい!

ランチ後に眠くなる傾向にある人は、食後にコーヒーを飲むといいかもしれない。筆者(私)はまさにそれで睡魔をブロックしたところだ!

だが、本来眠気とはブロックすべきものではなく、従うべき欲求。せめて休日はゆっくりと体を休め、日々健やかに過ごしたいものだ。TIKI BUN

執筆:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.

▼チキブン

▼寝・不・足は……
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▼寝・る・し・か……ないっ……‼︎
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▼自分なりに出来うる限りの抵抗を示した痕跡
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