LINEをはじめとするコミュニケーションツールで、欠かせない存在となったのが絵文字である。日本発祥の絵文字は、海外でも「Emoji」と日本語で呼ばれているのだが、そんな絵文字を主役にした映画『The Emoji Movie』が全米で公開された。
しかし、「超最悪の映画!」と酷評されまくっているもようで、 あまりにも批評がエグすぎて逆に見てみたいレベルなのである!
・『The Emoji Movie』ってどんな映画!?
『The Emoji Movie』の公式予告編によると、本作の主人公は、複数の感情表現が出来てしまう “ジーン” という名の特殊な絵文字。そんな “彼” が、ひとつしか感情を表現出来ない普通の絵文字になるべく冒険の旅に出て、ちょっと風変わりな絵文字達と出会うドタバタコメディだ。
普通の絵文字になるために、ジーンが自分に当てはまるアルゴリズム(プログラミングの基礎となる算法)を見つけ出そうと四苦八苦する展開もあるが、予告編を見る限りは完全に子供向けの映画である。
・映画批評サイトの評価が最悪!!
そして、ネットで話題となっている本作の評価だが、映画レビューをひとつにまとめたウェブサイト「Rotten Tomatoes:ロッテン・トマト」では、現時点で6パーセントという信じられないほど低い数字に! ちなみに最高点は100パーセントである。
例えば、もうすぐ日本で公開される『スパイダーマン:ホームカミング』は92パーセントで、『ダークナイト』を手掛けたクリストファー・ノーラン監督の新作『ダンケルク』は、93パーセントと大好評だ。
・批評がエグすぎて逆に見てみたいかも!
また、米ニュースサイト『Business Insider』によると、「『The Emoji Movie』はピクサーの『インサイド・ヘッド』のパクりで、機知に欠ける」と批評するウェブサイトも。『インサイド・ヘッド』は、主人公である少女の中に存在する5つの感情をテーマにしたアニメ映画で、数々の賞を総ナメにした傑作だ。
その他にも、かなりボロクソに書かれた悪評レビューが紹介されているのだが、「批評がエグすぎて逆に見てみたいかも!」と思ってしまうほどなのである。
もちろん、評価を下したのは映画評論家やエンタメライターであって、作品の対象となっている子供達ではない。なので、キッズが見たら大喜びで楽しむ可能性だってあるし、映画批評は眉唾ものだと思った方が良いかもしれない。
参照元:YouTube、Rotten Tomato、Business Insider(英語)
執筆:Nekolas
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